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イラストは競争率の高い業界であり、安定して稼げる人が少ないことが現実です。

そのため、「本業にするにはリスクがあるんじゃ…」と不安を感じる方も多いでしょう。

リスクなくイラストレーターとして仕事をするには、兼業がおすすめです。

本記事では、イラストレーターの兼業の始め方や注意点などを紹介します。

「イラストレーターとして働きたいけど、本業にするには不安」「兼業の始め方を知りたい」という方はぜひ参考にしてみてください。

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イラストレーターの実態

イラストレーターは、企業に就職して働く人もいれば、フリーランスとして活動する人もいる職業です。

そのため、収入は幅広く変動が大きいです。

ここでは具体的なイラストレーターの平均年収など実態を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

イラストレーターの平均年収は453万円

職業情報提供サイトjob tagの情報によると、イラストレーターの平均年収は453万円という結果が出ています。

一方でdodaが公開している全年代の平均年収は426万円で、全国の平均に比べるとイラストレーターの平均年収はやや高めということが分かります。

ただし、上記の平均年収はあくまで目安です。

イラストレーターは、イラスト1枚ごとに単価が設定されていることが多いため、仕事量によって収入は変動します。

年収の幅が広い

以下は、年齢別の年収をグラフにしたものです。

年齢別のイラストレーター年収
引用:職業情報提供サイトjob tag

上記のグラフによると最も年収の高い50代は670万円ですが、20代前半のうちは200万円程度という結果も出ています。

グラフでも分かる通り、イラストレーターの年収はかなり幅が広いことが分かります。

イラストレーターは、実績や経験によって依頼される量や単価が変わるので、経験の少ないうちは年収が低いことが多いのです。

イラストレーターとしての実績を積むまでは、安定して稼ぐことが難しいと言えるでしょう。

安定を求めるなら兼業がおすすめ

前項でお伝えした年収の結果から、安定して稼ぐには兼業が向いていることが分かります。

イラストレーター1本で頑張りたいという方も、実績が増えるまでは兼業しながらコツコツ依頼をこなしていく方が、リスクなく働いていけるでしょう。

もちろん、いきなりフリーランスのイラストレーターとして活動もできます。

しかし、最初のうちは収入が0円の可能性もあると理解しておきましょう。

兼業をする方は、比較的絵を描く時間を取りやすい本業がおすすめです。

たとえばリモートワークをメインとしている企業や、フレックスタイム制など時間に融通の効きやすい企業がおすすめです。

収入にこだわらずイラストに時間を使いたいという方は、シフトが自由に組めるバイトなどが向いているでしょう。

本業がイラスト関連でなくてもできる?

結論から言うと、本業がイラストと無関係でも兼業イラストレーターとして活動することは十分可能です。

実際、兼業イラストレーターの中には、事務職・販売職・エンジニアなど、まったく異なる業種で働きながらイラストの副収入を得ているという方もいます。

近年ではSNSやクラウドソーシング、オンラインマーケットなど、Web上におけるイラストのやりとりが発展したことで、作品を発信する場が増え、「兼業イラストレーター」という働き方が現実的な選択肢になりました。

もちろん、イラストのスキルを磨くといった視点では、本業でもイラスト関連の仕事をしている方が上達は早いでしょう。

しかし、昨今は依頼の形態も多様化し、アイコン制作・漫画広告・SNS用バナーなど、小規模案件から始められるようになったため、必ずしも本業がイラスト関連の仕事でなかったとしても、イラストレーターとして副収入を得ることが以前より容易になったといえるでしょう。

兼業イラストレーターはどれくらい稼げる?

兼業イラストレーターの収入はスキルや受注先、確保できる作業時間によって大きく変わります。

平均1万〜5万円から、時間次第では10万円以上稼ぐ人もいる働き方です。

ここでは、レベル別・働き方別に具体的な収入の目安を解説していきます。

平均月収は1万〜5万円が一般的

一般的なフルタイム勤務(9〜18時勤務+通勤)の場合、平日にまとまった作業時間を確保するのは難しく、1日1〜2時間程度の作業が現実的です。

土日を含めると、月に40〜60時間ほどを兼業に充てられる人が多くなります。

兼業に使える時間

平日:1〜1.5時間
休日:3〜4時間
合計:月40〜60時間ほど

また、初心者〜中級者の兼業イラストレーターの場合、案件単価は比較的低めで、依頼数も少なめの傾向があります。

月の収入例
  • アイコン2件(3,000円×2=6,000円)
  • カットイラスト数点(1,500円×4=6,000円)
  • SNSヘッダー1件(3,000円)

→合計:約15,000円

イラスト制作スキルが上がってくると、アイコン制作が1件8,000円になるなど、1つ1つの案件単価が高くなるため、もう少々月の収入例が高くなります。

このように、副収入として月1万〜5万円程度が平均的なラインといえるでしょう。

スキルや受注先によっては月5〜10万円も狙える

残業の少ない会社員や、リモートワーク中心の働き方をしている人の場合、平日でも比較的作業時間が取りやすくなります。

通勤に時間が取られない分を作業時間に充てられるため、土日を含めると月60〜100時間ほど、兼業に充てることが可能です。

兼業に使える時間

平日:2〜3時間
休日:4〜6時間
合計:月60〜100時間ほど

また、中級〜上級者、あるいは営業活動を積極的に行う人なら、月の収入も以下のようにた5万円を超えてくるでしょう。

月の収入例
  • キャラクター立ち絵1件(12,000円)
  • アイコン4件(3,000円×4=12,000円)
  • 漫画広告用モノクロページ2枚(8,000円×2=16,000円)
  • カットイラスト数点(2,000円×5=10,000円)

→合計:約50,000円

漫画広告は作業量が多く時間を取られがちなので、兼業では控えめに受注する人が多いですが、作業時間を多く確保できる場合は1〜2件受注することができるでしょう。

案件の種類によっては、5〜10万円に到達するケースも十分現実的です。

時間が取れれば月10万円以上稼ぐ人もいる

シフト制の仕事やパートタイム、本業がフリーランスの場合など、ある程度自由に時間を調整できる働き方なら、イラスト制作に多くの時間を投じることができます。

土日にもまとまった作業時間を確保できる場合は、月100〜120時間程度イラスト制作に時間をかけられるでしょう。

兼業に使える時間

平日:3〜4時間
休日:5〜6時間
合計:月100〜120時間程度

また、イラストの実力が高く、既に固定のクライアントがいる人は、依頼単価も上がりやすくなります。

月の収入例
  • Live2Dモデル用イラスト1件(80,000円)
  • アイコン2件(5,000円 × 2=10,000円)
  • 表情差分30点(500円 × 30=15,000円)

→合計:約105,000円

Live2D案件は単価が高いため、休日にしっかり作業できる人と相性が非常に良いです。

また、この層の人は、制作スピード・営業力・画力のいずれかが高く、複数の案件を効率よくこなせます。

イラストレーターの本業・兼業メリット・デメリット

ここでは、イラストレーターを本業にする場合と兼業にする場合のメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

どちらにすべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

イラストレーターが本業のメリット・デメリット

イラストレーターを本業にした場合のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット
  • イラストのみに時間を使える
  • 実績を詰めるスピードが早い
  • 時間にとらわれず作業ができる
  • 軌道に乗れば高収入も期待できる
デメリット
  • 収入が安定しづらい
  • 月によって収入が全くない可能性もある
  • 生活リズムが乱れやすい

イラストレーターを本業にするメリットは、イラストのみに時間を使える点です。

なるべく早く実績や経験を積んで、イラストレーターとして活躍したいという方は、本業が向いているでしょう。

ただし、収入が安定しづらくリスクも高いため、ある程度の貯金を確保したうえで始めることをおすすめします。

イラストレーターが兼業のメリット・デメリット

イラストレーターを兼業にした場合のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット
  • 収入面のリスクが無い
  • イラストの収入がなくても精神的ストレスを感じづらい
  • イラストの収入が臨時収入になる
  • コツコツマイペースに実績を積める
デメリット
  • 本業との両立が難しい
  • 本業によってはそもそも兼業できない可能性がある
  • イラストレーターとしての実績を積むまで時間がかかる

イラストレーターを兼業にする場合、収入面のリスクがなく、万が一イラストレーターで収入を得られなくても精神的ストレスを感じづらいメリットがあります。

焦らなくても良い分マイペースに続けられるので、コツコツイラストの仕事を頑張りたい方におすすめです。

ただし、本業によっては副業が認められていない場合があります。

イラストレーターを兼業にする場合、副業が可能な本業を選びましょう。

イラストレーターの兼業の始め方

兼業でイラストレーターを始める方法は、以下の通りです。

兼業でイラストレーターを始める方法
  • 正社員として別の仕事で確保する
  • 兼業の収入目標を立てる
  • 兼業のイラスト関連の仕事を探す
  • 兼業でも定期案件や高単価を目指す

次から詳しく確認していきましょう。

正社員として別の仕事で確保する

イラストレーターを兼業にする場合、本業は安定した収入が見込める仕事を選択しましょう。

ただし、イラストの時間が確保できないものは避けましょう。

本業が忙しすぎるとイラストに時間を使えず、イラストレーターとして活動できるまで時間がかかってしまいます。

手っ取り早くイラストスキルを身につけたい場合は、イラスト制作会社やデザイン会社など、イラスト関連の仕事を本業にする方法もおすすめです。

本業をイラスト関連にした場合、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット
  • 効率よくイラストスキルや知識を習得できる
  • イラスト業界の人脈を広げられる
  • イラストの仕事の進め方を学べる
デメリット
  • 常にイラストを描くため飽きてしまう恐れがある

本業でもイラストを学べば、効率的にイラストスキルや知識を習得できるメリットがあります。

イラスト関連の会社であれば、イラストの受注発注の流れや仕事の進め方も学べるため、フリーランスに転身した場合でもスムーズに仕事ができるでしょう。

ただし、本業がある日も休みの日もイラストに向き合う必要があるため、人によっては飽きてしまう恐れもあるので注意が必要です。

兼業の収入目標を立てる

兼業にどの程度時間を使うか決めるために、兼業の収入目標を立てましょう。

イラストの仕事は、基本イラスト1枚につき単価が設定されています。

そのため、月にいくら稼ぎたいなど収入目標が立っていれば、受注する案件量も調整できます。

また、イラスト一枚に付きどのくらいの作業時間が必要かも把握しておきましょう。

稼ぎたい額と必要な作業時間をふまえて逆算すれば、月の仕事量が計算できます。

兼業のイラスト関連の仕事を探す

準備ができたら、実際にイラストの仕事を探して挑戦してみましょう。

イラスト関連の仕事ができるサービスやサイトは以下の通りです。

サイト 特徴
クラウドワークス
  • オンライン上で仕事の受注、発注のやり取りを行うクラウドソーシングサービス
  • 利用者が多く案件を見つけやすい
  • 初心者でも受けられる案件が多い
ランサーズ
  • オンライン上で仕事の受注、発注のやり取りを行うクラウドソーシングサービス
  • 利用者が多く案件を見つけやすい
  • 初心者でも受けられる案件が多い
ココナラ
  • 自分のスキルを販売するサイト
  • アイコン作成など依頼に沿って絵を描く
  • 初心者でも始めやすい
SKIMA
  • イラスト関連に強いスキル販売サイト
  • イラストレーターが多く競争率も高い
  • 商品が高額であれば手数料も安め
イラストAC
  • 1ダウンロードで数円程度稼げるストックイラストサイト
  • 日本のストックイラストサイトで利用者も多い
  • 著作権は譲渡しなければいけない
  • 初心者でも気軽に利用できる
タイムチケット
  • 時間制のチケットとして販売するサービス
  • 講師になってイラストを教えることができる
  • 人気のジャンルに偏りがある
Skeb
  • クライアントから依頼されたリクエストに沿って絵を描くサービス
  • 途中の修正ややり取りが一切なく、クリエイター側のリスクが少ない
  • 依頼されたリクエストのなかから描きたいものだけを選べる

また、上記のようなサービスの利用に加え、SNSなどで直接依頼をもらう方法もあります。

その場合は、以下のように1枚ごとの単価で報酬が発生し、イラストの種類や描くものによって変動します。

イラストの種類 1枚ごとの単価目安
SNSアイコン作成 1,000~5,000円
動画サムネイルなどの1枚絵 5,000~1万円
Webサイト用のイラスト 3,000~10万円
Vtuberモデル制作 1~20万円
企業PRなど案件イラスト 1~20万円

上記の単価はあくまで目安です。

イラストのスキルや実績、経験などによって価格は変動しますがスキルや実績が豊富であるほど、1枚ごとの単価も高くなるでしょう。

また兼業のイラスト案件は、作業に慣れるまで作業量の少なそうな案件を受けるようにしましょう。

いきなり大規模な案件を受けてしまうと、納期に間に合わないなどトラブルが起きる可能性もあります。

自分の作業スピードを把握するまでは、簡単なものから受けてみてください。

兼業でも定期案件や高単価を目指す

兼業の案件は、単発での依頼がほとんどですが、安定して稼ぎたい場合は定期案件を探してみましょう。

定期案件は企業が募集している場合が多いので、以下のようなサイトの活用がおすすめです。

定期案件が臨めるエージェントサイト

上記のようなエージェントサイトであれば、報酬の高い定期案件を紹介してもらえる可能性があります。

エージェントサイトで仕事を貰うには、ある程度の実績が必要なので、経験が積めてきたら挑戦してみましょう。

また、イラスト案件で高単価を目指すには、以下のコツを意識してみてください。

単価を上げるコツ
  • イラストの練習を怠らない
  • 新たなスキルを習得する
  • 苦手分野を克服する
  • 最初は低単価の案件から初めて実績を増やす
  • ポートフォリオを充実させる
  • 作業スピードを上げる

高単価で依頼を受けるには、イラストのスキルを磨き続けることが大切です。

イラストのスキルを上げて「高いお金を払ってでもこの人に依頼したい」と思われなければ、高単価の依頼は受けられないでしょう。

また、苦手分野を克服すれば受けられる仕事の幅も広がります。

人のイラストだけでなく動物や機械、背景などさまざまなジャンルに対応できるイラストレーターになれば、高単価案件を目指せるでしょう。

イラストレーターを兼業にしたい人におすすめの仕事

兼業でもイラスト関連の仕事をしたい場合におすすめの仕事は、以下の通りです。

おすすめの兼業 特徴
LINEスタンプや
ストックイラスト制作
  • 初心者でも始められる
  • コツコツマイペースに稼げる
  • 軌道に乗れば作品を1点制作するだけで半永久的に稼げる
SNSなどのアイコン制作
  • 1枚のイラストにかかる時間が比較的短い
  • 個人、企業問わず需要が高く依頼されやすい
  • 人気を確立すれば単価を上げられる
パンフレットなどの挿絵制作
  • 企業案件が多く高単価が期待できる
  • 気に入られれば定期的に契約してもらえる
LP制作
  • イラストやデザインのスキルを活かしながらWebデザインのスキルも身に付く
  • 専門的なスキルや知識が求められる
イラスト講師
  • 人に教えることで自分のスキルアップにもつながる
  • 学校に勤めるだけでなく、オンライン講座の講師やYouTubeでの配信など柔軟な働き方ができる

上記のような仕事は比較的スキマ時間でも作業できます。

スキルアップにも繋がりやすいので、積極的に挑戦してみましょう。

イラストレーターの兼業で必要なスキルと仕事内容

イラストレーターの兼業で必要なスキルは、以下の通りです。

兼業イラストレーターに必要なスキル
  • 基礎的な画力
  • コミュニケーション力
  • 営業力
  • 制作ソフトを使いこなすスキル
  • 表現力
  • オリジナル性

基礎的な画力はもちろん、他の人にはないオリジナル性や表現力もイラストレーターには必須のスキルです。

上記のスキルを活かしてできるイラストの仕事内容を、次から詳しく確認していきましょう。

ロゴやチラシなどの制作

ロゴやチラシ制作の概要は、以下の通りです。

特徴
  • 企業からの案件が多い
  • 個別依頼だけでなくコンペ形式で案件を獲得する場合もある
費用相場 3~10万円/1枚
必要なスキル
  • デザインソフトを使いこなすスキル
  • クライアントが求めるイメージを汲み取り表現する力
  • オリジナル性

企業のロゴやチラシを制作する仕事は、比較的企業からの依頼が多く、高単価の案件もあります。

画力だけでなく、デザインの知識やスキルも必要であるため、デザインソフトも使いこなしておく必要があるでしょう。

イラストレーターとしての認知度が高ければ、直接依頼されるケースもありますが、コンペ形式で決まることが多いです。

コンペでは、多数の応募者のなかから選んでもらわなければいけないので、他のイラストレーターにはない独自性などが必要です。

Youtubeのイラスト制作

YouTubeのイラスト制作の概要は以下の通りです。

特徴
  • 漫画制作や挿絵、アイキャッチイラストなどジャンルは多岐に渡る
  • 個人からの依頼が多い
費用相場 5,000~2万円/1枚
必要なスキル
  • 基礎的な画力
  • イラスト制作ソフトを使いこなすスキル
  • コミュニケーション能力

YouTubeでのイラスト制作は、ジャンルが多岐にわたります。

比較的案件の多いジャンルは漫画制作やサムネイル制作で、個人からの依頼が多いです。

個人からの依頼が多い分、依頼のやり取りがスムーズに進まない場合もあります。

トラブルが起きないよう円滑に進めるためには、コミュニケーション能力も必要になるでしょう。

また、漫画制作の場合は1ページに付き数千円~数万円の単価が設定されている場合が多いので、1案件で高い報酬が狙いやすいです。

ホームページや広告のデザイン

ホームページや広告のデザインの概要は、以下の通りです。

特徴
  • 需要が高く案件を見つけやすい
  • 1案件に対する単価が高め
費用相場 3~10万円
必要なスキル
  • Web制作に関するスキルや知識
  • デザインソフトを使いこなすスキル

ホームページや広告のデザインは、画力だけでなくWebサイト制作に関する専門的なスキルも求められます。

そのため、1案件に対する単価が高い傾向にあります。

ホームページや広告のデザインの案件は需要が高く、案件も豊富にあるので、スキルを習得していけば安定して稼ぎやすいです。

未経験からでも独学で学べるので、高単価案件を受けたい方は挑戦してみましょう。

キャラクターデザイン

キャラクターデザインの概要は、以下の通りです。

特徴
  • 企業のオリジナルキャラクターやゲームキャラクターのデザインを行う
  • 比較的高単価な案件が多い
費用相場 3~30万円
必要なスキル
  • オリジナル性
  • 表現力
  • 基礎的な画力

キャラクターデザインは、企業からの案件が多く高単価が期待できるでしょう。

自治体が依頼するゆるキャラのようなものもあれば、ゲーム会社から依頼されるゲームキャラクターのデザイン案件もあり、種類は多岐にわたります。

キャラクターデザインは、基礎的な画力だけでなく、世界観をイラストに落とし込める表現力やオリジナル性が求められます。

ゲームキャラクターの場合は、人物だけでなく衣装や装飾も上手く描けるスキルも必要です。

アイコン制作

アイコン制作の概要は、以下の通りです。

特徴
  • 初心者でも案件を受けやすい
  • 価格を自分で設定できる
費用相場 1,000~5,000円
必要なスキル
  • 基礎的な画力
  • クライアントの要望を汲み取る力
  • コミュニケーション能力

アイコン制作は、ココナラなどのスキル販売サイトやSNSから依頼を受けられる仕事です。

費用相場は比較的低めですが、価格を自分で設定できるので、イラストレーターとしての人気を確立すれば高単価でも設定できるでしょう。

気に入られれば初心者でも依頼してもらえることが多く、挑戦しやすい仕事でもあります。

イラストレーターの兼業で注意するポイント

イラストレーターの兼業で注意すべきポイントは、以下の通り。

兼業イラストレーターの注意点
  • 本業の就業規則に違反していないか確認
  • 兼業・副業の確定申告が必要
  • 本業に支障が出ないようにする
  • 著作権を侵害していないか注意する

次から詳しく確認していきましょう。

本業の就業規則に違反していないか確認

本業の就業規則によっては、兼業が禁止されている場合があります。

禁止されているにも関わらず兼業をしてしまうと、何らかのペナルティを課せられる恐れがあるため、注意しましょう。

「黙っていればバレないのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、確定申告による住民税の増額でバレる可能性があります。

どうしても副業がしたいという場合は、後でトラブルにならないよう事前に許可を取ってから始めましょう。

兼業・副業の確定申告が必要

兼業や副業では、副業による収入が20万円を超えた場合、確定申告をしなければいけません。

また、20万円以下であっても住民税の申告が必要になる場合もあります。

確定申告が必要であるにも関わらず放置していると、あとでペナルティを課せられてしまうので、必ず確定申告の必要性については確認しておきましょう。

また、所得が20万円を超えていない場合でも、確定申告が必要なケースもあるため、事前に国税庁のホームページを確認しておきましょう。

本業に支障が出ないようにする

兼業でイラストレーターの仕事を行う際、本業とのバランスを注意しなければ支障が出てしまう恐れがあります。

本業が疎かになったり、体調を崩したりなどトラブルが起きないよう、バランスを考えて仕事をしましょう。

本業に支障が出ないようにするには、以下のポイントを意識してみてください。

本業に支障が出ないようにするポイント
  • 兼業の作業スピードを把握できるまでは受注量を抑える
  • 無理のない範囲で案件を受注する
  • 事前にスケジュールを立てて計画的に仕事する

兼業での作業スピードを掴むまでは、無理に案件を受けないことをおすすめします。

稼ぎたいと思うあまり無理に仕事を受けてしまうと、納期に間に合わずかえって信頼を失う恐れがあるためです。

事前に仕事のスケジュールを立てて、計画的に作業することをおすすめします。

著作権を侵害していないか注意する

イラストの仕事で起こりやすいトラブルが著作権の侵害です。

著作権とは、以下のような権利のことを言います。

「著作権」とは、「著作物」を創作した者(「著作者」)に与えられる、自分が創作した著作物を無断でコピーされたり、インターネットで利用されない権利です。

引用:公益社団法人著作権情報センター

他人が制作したイラストを真似て発信をすることは著作権侵害にあたり、損害賠償など何かしらの法的措置を課せられる場合があります。

著作権を侵害してしまうとイラストレーターとしての信用を失ってしまうため、十分注意しましょう。

特に企業からの案件であれば企業への損害になる可能性もあります。

本業との両立のコツ

兼業イラストレーターは本業が別にあるため、スケジュール管理やモチベーションの維持に苦戦しがちです。

そこでここでは、兼業イラストレーターが本業とうまく両立するコツを紹介します。

スケジュール管理を徹底する

兼業イラストレーターとして継続的に活動するためには、スケジュール管理が最重要ポイントです。

本業の勤務時間や繁忙期を把握したうえで、イラストに充てられる「安定した作業時間」を確保しましょう。

Googleカレンダーやタスク管理アプリを活用し、締め切りから逆算して進行管理を行うことで、無理なく両立しやすくなります。

また、本業でイレギュラーな業務が発生したり、急に体調を崩してしまったりと、想定外な事象が起きることも少なくないため、多少作業に充てられる時間が減ったとしても間に合うよう、余裕を持った納期を設定することも重要です。

受注量と仕事内容を調整する

本業が忙しい時期に無理に大量の案件を受けると、クオリティ低下や納期遅延につながりやすくなります。

案件ごとにどのくらい作業量が発生するイラストか、自身がその作業にどのくらい時間が要しているかといった目安を普段から明確にしておくことも重要です。

兼業であることを相手に伝えておくと、スケジュール調整がしやすく、ミスマッチも防げるでしょう。

また、作業時間が読みにくい人は、アイコン制作やワンカットイラストなど、短納期・小規模案件から始めるのもおすすめです。

作業効率を上げる環境を整える

本業の合間にイラストを描く場合、限られた時間で成果を出す必要があります。

そのためにも、作業環境の最適化は重要です。

デジタル作業ならショートカットを覚えたり、よく使うブラシを整理したりすることで、制作速度が大きく変わります。

また、テンプレートの活用や工程の標準化によって、短時間でも安定したクオリティを維持できるようになります。

モチベーションを維持する仕組みをつくる

イラストレーターを兼業でこなす場合、疲れや忙しさによって、描く意欲が下がってしまうことは珍しくありません。

そこで重要になるのが、自分のやる気を保つ仕組みを作ることです。

まず、成長を感じられるように「月に○枚描く」「この技法を習得する」など、小さな目標を設定すると達成感が得やすくなります。

また、SNSやポートフォリオサイトを活用して作品を共有すると、反応が励みになり、継続の原動力になります。

さらに、ただ作業を続けるだけでなく、好きなジャンルのイラストを描く時間をあえて確保することも大切です。

仕事として描くイラストと、自分の趣味として描くイラストをバランスよく取り入れることで、創作の楽しさを失わずに続けられるるでしょう。

イラストレーターの兼業に関するよくある質問

ここでは、イラストレーターの兼業に関するよくある質問を紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

イラストレーターの兼業でも稼げる?

イラストレーターの兼業でも、スキルや実績が伴えば稼げます。

もちろん、イラストレーターを始めていきなり高収入を得ることは難しいでしょう。

しかし、以下のようなポイントを意識していれば、稼げるようになります。

稼ぐポイント
  • イラストのスキル磨きを怠らない
  • 苦手分野も積極的に克服する
  • 積極的に営業活動をする
  • ポートフォリオを作成する
  • 新しいスキルを積極的に習得する

イラストの業界は競争率が高いため、すでに多くの実績を持っているイラストレーターに仕事を取られてしまうことも多いでしょう。

ほかのイラストレーターに負けないためには、継続的なスキル磨きが大切です。

また、案件を獲得するにはポートフォリオの作成も大切です。

自分をアピールする資料を作って、積極的に営業活動をしてみましょう。

イラストレーターの兼業は初心者でもできる?

イラストレーターの兼業は初心者でもできます。

兼業でできる仕事は初心者でも受けられるものが多く、コツコツ仕事を受けていれば実績を積めるでしょう。

特に初心者におすすめの仕事内容は、以下の通りです。

初心者におすすめの仕事
  • アイコン作成
  • YouTubeイラストの制作
  • ストックイラストの制作

上記の仕事を受注するには、クラウドワークスなどクラウドソーシングの活用がおすすめです。

イラストレーターの本業は何がおすすめ?

なるべく早くイラストのスキルを向上させたいという方は、本業でも兼業でもイラスト関連の仕事がおすすめです。

具体的にどんな仕事がおすすめかは、以下の表を参考にしてみてください。

おすすめの仕事 どんな人におすすめか
LINEスタンプや
ストックイラスト制作
  • スキマ時間でコツコツ稼ぎたい人
SNSなどのアイコン制作
  • 自分で価格設定したい人
  • 短時間でこなせる仕事をしたい人
パンフレットなどの挿絵制作
  • 企業からの依頼をメインに受けたい人
  • 小物や動物など簡単なイラスト制作が得意な人
LP制作
  • Webサイト制作に関する知識やスキルがある人
  • 高単価案件を受けたい人
イラスト講師
  • 自分のスキルを人に教えたい人
  • 安定した収入が欲しい人

おすすめの仕事は上記のように、人によって異なります。

どのように稼ぎたいのか、どんなイラストが得意なのかを意識しながら仕事を選択しましょう。

まとめ

本記事ではイラストレーターは兼業がおすすめかどうかについて解説しました。

本記事をまとめると以下の通りです。

  • イラストレーターの平均年収は全国平均に比べると高め
  • 収入面で安定しづらい職業のため兼業がおすすめ
  • イラストレーターは実績やスキルが積み重なれば高単価案件が狙える
  • 兼業で稼ぐには継続的なスキルアップと営業活動が大切

イラストレーターは収入が安定しづらく、実績がないうちから本業として働くにはリスクがあるでしょう。

しかし、兼業であればリスクなくコツコツイラストレーターとしての実績を積めます。

本業でも兼業でもイラスト関連の仕事を行えば、より効率的にイラストスキルを習得できるでしょう。

イラストレーターとして仕事をしたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考に挑戦してみてください。

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  • 絵を使った仕事ってどんなの?
  • 絵でどれくらい稼げるの?

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