世界的に人気の高い日本文化として挙げられるアニメ。

そんなアニメの制作に関わりたいと考えたことはありませんか?

アニメの制作を行う人をアニメーターと言いますが、実際どのような方法で就職すれば良いのか知らない人も多いと思います。

こちらのページでは、アニメーターになる方法を解説します。

おすすめの専門学校やオンラインスクールも紹介するので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

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アニメーターの仕事内容

まず、アニメーターという職業では、どのような仕事を行うのか解説します。

アニメーターの仕事内容は主に、以下の3つに分類されます。

  • 原画
  • 動画作成
  • CG作成

アニメーションを制作する上で、シナリオのイメージをビジュアル化する重要な仕事を担うため、専門的な知識が求められます。

また、企画担当や原作者の求めるイメージを忠実に再現するため、コミュニケーション能力も必要とされる仕事です。

原画

原画マン・原画スタッフと呼ばれることの多い原画の仕事は、レイアウトを元に、シーンごとの動きの基を作ることです。

企画や脚本、レイアウトという工程で積み上げられた情報から、作品の世界観を可視化していきます。

さらに、監督や演出家と打ち合わせを行い、キャラクターの動きや背景など、イメージのすり合わせも行います。

このように、アニメ制作の基本となる部分を担っているため、アニメーション制作において欠かせない存在だといえます。

動画作成

動画作成を行うのが、動画マン・動画スタッフと呼ばれる人たちです。

動画作成では、原画の工程で作られたイメージをより具体的に表現するのが主な仕事内容となっています。

原画の工程で決められた、動きの始まりと終わりの情報をもとに、その中間の絵を描き足すことで、より滑らかなアニメーションとなるのです。

また、原画で作られた絵を綺麗になぞるトレースの作業も、動画作成の重要な仕事の一つです。

CG作成

原画と動画作成だけでなく、CG作成もアニメーターの仕事です。

CGアニメーターは、3DCG制作ソフトを使って、2Dや3Dでアニメーションを制作します。

かつてに比べると、アニメはよりリアルなキャラクターで描かれるようになっています。

そのため、キャラクターなどを三次元で表現するCG作成の技術が求められるのです。

CG技術で効果を一つ付け加えるだけで、イメージが大きく変化することもあり、ゲームやアニメ作品のクオリティーを左右する とても重要なポジションといえます。

アニメーターになる方法

アニメーターになるためには、4つのアプローチ方法があります。

  • 専門学校・高校に通う
  • 大学に通う
  • オンラインスクールで学ぶ
  • 独学で学ぶ

どの年齢からアニメーターを目指すかによっても、アプローチ方法は変わってきます。

以下では、それぞれの勉強方法の特徴や強みについてお話ししていきます。

専門学校・高校に通う

アニメーターになる最も一般的な方法が、専門学校や高校に通うことです。

アニメーションの制作に必要な知識や技術を重点的に学ぶことができるため、即戦力となる技術が短期間で身につきます。

さらに、専門学校や高校によっては、業界との繋がりが強いこともあり、就職先を紹介してもらえる場合もあるのが強みです。

大学に通う

アニメ制作に携わる幅広い知識を身につけたい人は、大学に通うのも一つの手です。

専門学校に比べると入試のハードルが高く、学費も高額なケースが多いものの、美術全般における一般教養なども学べます。

美術系大学では、広告や動画の作り方に関する講義も受けられるため、美術教員や広告業界など、就職先の幅も広がります。

卒業後に、アニメーター以外の道も検討したい人は、大学で幅広い知識を得ておいて損はないでしょう。

オンラインスクールで学ぶ

すでに仕事をしている社会人には、勉強時間や場所の融通が効くオンラインスクールがおすすめ。

専門学校や大学のような通学型の学校に比べ、比較的気軽に受講できるのがオンラインスクールの強みです。

さらに、通学型の学校に比べて費用がかからないのも嬉しいポイント。

基本的には動画を見ながら学ぶのですが、スクールによっては講師への相談ができるため、サポート体制の充実度で選ぶのも良いでしょう。

また、専門学校や大学と同様に、業界との繋がりがあるオンラインスクールもあります。

就職や転職を考えている人は、そうしたサポート面もチェックしておけると安心です。

独学で学ぶ

いまや動画サイトやWebサイトで様々な情報が得られる時代です。

そのため、絵を描く技術は独学でも学ぶことができます。

専門学校やオンラインスクールに通うことに抵抗がある人は、独学で学ぶのも良いでしょう。

なるべくお金をかけず、自分のペースで自由にアニメーションを学べるのが独学のメリットです。

しかし、知識習得にかかる時間が長くなったり、就職活動へのハードルが上がるといったデメリットがある事も理解しておく必要があります。

アニメーターになるのにおすすめの専門学校・大学

ここからは、アニメーターになるのにおすすめの専門学校・大学を紹介します!

まず、今回紹介するアニメーターになるのにおすすめの専門学校・大学を一覧表で比較してみました。

※下記表は横にスクロールできます。

代々木アニメーション学院 OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校 アミューズメントメディア総合学院 日本電子専門学校 東京アニメーションカレッジ専門学校 デジタルハリウッド大学 東京工芸大学 開志専門職大学 大阪芸術大学 宝塚大学
1年次の学費
※教材費別の場合あり
1,624,500円
※専科2年制
1,120,000円
※クリエイター科
1,380,000円 2,642,800円
※アニメーション科昼間部2年制の卒業時までの納入金合計
1,350,000円 1,670,000円 1,895,000円 1,486,000円 1,860,000円 1,700,000円
カリキュラム ・アニメーター科
・アニメ背景美術科
・アニメ監督・演出科
・アニメ音響科
・アニメ3DCG科など
・コミックマスター専攻
・コミックイラスト&マンガ専攻
・アニメーション専攻
・ノベル&シナリオ作家専攻
・スーパーCG・映像クリエイター専攻
・デジタルファッションデザイナー専攻
・CGクリエイター専攻
・ネット動画クリエイター専攻など
・アニメーター・監督専攻
・制作・プロデューサー専攻など
・アニメーション科
・CG映像制作科
・ゲーム制作科
・ゲーム企画科など
・総合アニメーションコース
・総合アニメーションコースCG専攻
・アニメーターコース
・CGアニメーションコースなど
デジタルコミュニケーション学部デジタルコンテンツ学科 ・アニメーション学科
・マンガ学科
・ゲーム学科
・デザイン学科
・映像学科など
・アニメ・マンガ学部 ・キャラクター造形学科
・映像学科
・デザイン学科
・美術学科など
メディア芸術学部メディア芸術学科
通学期間 2〜3年 3〜4年 2年 2〜3年 2〜3年 4年 4年 4年 4年 4年
就職サポート ・現役プロによる進路サポート
・卒業生のポートフォリオ閲覧など
・ビジネスマナーに関するセミナーの実施
・個人面談の全員実施
・合同企業説明会の実施
・作品審査会の実施など
・キャリアセンター常設
・産学共同プロジェクト
・インターンシップなど
・担任+キャリアサポーターのWサポート
・合同企業説明会の実施
・校内会社説明会&入社試験の実施
・キャリアセンターホームページ『就活 Navi』の運営
・ポートフォリオの個別チェック
・面談の実施
・履歴書アドバイス
・面接練習の実施など
・専任スタッフによるサポート
・就職個別指導
・インターンシップの実施
・企業ゼミの開催など
・ポートフォリオ制作演習
・クリエーティブ発想力演習
・インターンシップの開催
・OB懇親会の開催など
キャリアセンターの設置 ・就職課の設置
・個別相談
・インターンシップの開催
・業界研究セミナーの開催など
・学内企業説明会の開催
・インターンシップの実施
・個人面談など
所在地 北海道/宮城県/東京都/大阪府/石川県/愛知県/広島県/福岡県 大阪府 東京都/大阪府 東京都 東京都 東京都 東京都/神奈川県 新潟県 大阪府 東京都

代々木アニメーション学院

引用元:代々木アニメーション学院
学費 1,624,500円
※専科2年制1年次の総額
カリキュラム ・アニメーター科
・アニメ背景美術科
・アニメ監督・演出科
・アニメ音響科
・アニメ3DCG科など
通学期間 2〜3年
就職サポート ・現役プロによる進路サポート
・卒業生のポートフォリオ閲覧など
所在地 北海道/宮城県/東京都/大阪府/石川県/愛知県/広島県/福岡県

創立45年の歴史を持つ「代々木アニメーション学院」

東京をはじめ、札幌や大阪、福岡など全国各地に校舎があるため、地方でアニメーターを目指したい人にもおすすめ。

アニメ・エンターテインメントに特化した学校として、アニメーターとしての勉強はもちろん、イラストや声優、芸能マネジメントなど幅広く対応しています。

卒業生には水樹奈々や櫻井孝宏などの有名人も多く、様々な企業とコラボすることで在学中にデビューできる機会も多数用意されています。

環境と実績の面で優れている代々木アニメーション学院は、プロのイラストレーターを目指したい人におすすめの専門学校です。

なお、週1回のレッスンコースや、オンラインコースも設けられているので、転職を考えた社会人など、働きながら学びたい人にもおすすめです。

名実ともに人気の学校!

OCA⼤阪デザイン&テクノロジー専⾨学校

引用元:OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校
学費 1,120,000円
※クリエイター科1年次
カリキュラム ・コミックマスター専攻
・コミックイラスト&マンガ専攻
・アニメーション専攻
・ノベル&シナリオ作家専攻
・スーパーCG・映像クリエイター専攻
・デジタルファッションデザイナー専攻
・CGクリエイター専攻
・ネット動画クリエイター専攻など
通学期間 3〜4年
就職サポート ・ビジネスマナーに関するセミナーの実施
・個人面談の全員実施
合同企業説明会の実施
・作品審査会の実施など
所在地 大阪府

IT・AI、ゲーム、CG・映像、eスポーツ、アニメ、イラストと6つの分野で専門的な知識が得られる「OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校」

イラスト・アニメの専攻コースでは、イメージをイラストにするといった基礎から、編集部の人に作品を添削してもらう応用まで、様々な経験ができるのが特徴です。

業界でも使われているプロ仕様の最新設備を取り揃えているため、即戦力となる力を培えます。

実際に、イラスト・アニメ分野の専攻では、姉妹校を含めたデビュー実績は、8,563作品にも上ります。

また、イラストを描く力ではなく、CGアニメ制作について学びたい人には、CG・映像分野もおすすめ。

こちらの分野では、モデリング、リグ、モーション、エフェクト、CGプログラミング、ゲームエンジンまでCGを総合的に学ぶことができます。

OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校では、入学した専攻に加えて、他の専攻科目を選択できるWメジャーカリキュラムを導入しているので、幅広く学べるのも嬉しいポイント。

学びながら進路を決定していきたい人にも適しています。

プロ仕様の最新設備も充実!

アミューズメントメディア総合学院

引用元:アミューズメントメディア総合学院
学費 1,380,000円
※1年次学費のみ
カリキュラム ・アニメーター・監督専攻
・制作・プロデューサー専攻など
通学期間 2年
就職サポート ・キャリアセンター常設
・産学共同プロジェクト
・インターンシップなど
所在地 東京都/大阪府

「アミューズメントメディア学院」は、在校生が卒業生と共に作品を市場へ送り出す産学共同・現場実践教育を取り入れたデザインの専門学校です。

在学中からプロの現場での実践を積むことで、即戦力となるスキルの取得を目指します。

中には、在学中からプロとしての活動をスタートさせた卒業生もいるのだそう。

このように実力があれば評価してもらえる環境が整っているのが嬉しいですよね。

もちろん通常の講義の質も高く、業界の第一線で活躍する現役トップクリエイターによる授業が受けられます。

実際の現場で求められる能力や、長く仕事を続けるための心構えなど、イラストレーターとして働き始める前に知っておきたい情報が満載です。

校舎は東京 恵比寿にありますが、本館、2号館/AMGホール、3号館、新館と分かれており、設備面も非常に充実しているのが強みです。

在学中からプロの現場に!

日本電子専門学校

引用元:日本電子専門学校
学費 2,642,800円
※アニメーション科昼間部2年制の卒業時までの納入金合計
カリキュラム ・アニメーション科
・CG映像制作科
・ゲーム制作科
・ゲーム企画科など
通学期間 2〜3年
就職サポート ・担任+キャリアサポーターのWサポート
・合同企業説明会の実施
・校内会社説明会&入社試験の実施
・キャリアセンターホームページ『就活 Navi』の運営
所在地 東京都

「日本電子専門学校」は、CGや映像、アニメといった学科の他に、WebデザインやAI、ネットワークセキュリティなど、デジタル技術が学べる専門学校です。

他の専門学校との違いとして、職業教育とキャリア教育を2本柱としたカリキュラムが強みです。

職業教育の一環として、有名クリエイターによる講演や課外授業、海外研修など様々な学びの機会が準備されており、積極的に広い視野を持って学べる環境が整えられています。

そしてキャリア教育では、課題研究やディスカッション、模擬実習など自主的に動きながら理解を深めていきます。

受け身の座学ばかりではなく、実際の経験を通して課題や強みを見つけることで、即戦力として活躍できる人材となれるのです。

また、キャリアコンサルタント有資格者など就職サポートのエキスパートを全クラスに配置し、担任とともに、個々の希望や個性に応じた個別のサポートを実施しているのも特徴です。

こうした徹底的なサポートにより、CGデザイナーはもちろん、アニメーション演出家、アニメ監督、ゲームクリエイターなどが目指せます。

即戦力となれるカリキュラム!

東京アニメーションカレッジ専門学校

引用元:東京アニメーションカレッジ専門学校
学費 1,350,000円
※1年次
カリキュラム ・総合アニメーションコース
・総合アニメーションコースCG専攻
・アニメーターコース
・CGアニメーションコース
通学期間 2〜3年
就職サポート ・ポートフォリオの個別チェック
・面談の実施
・履歴書アドバイス
・面接練習の実施など
所在地 東京都

「東京アニメーションカレッジ専門学校」では、アナログ・デジタル両方を学べるカリキュラムを導入しています。

作画の基礎を身につけるためデッサンからスタートし、アニメスタジオで使用されている『RETAS STUDIO』や、デジタル作画や背景制作に使用される『CLIP STUDIO PAINT』『Photoshop』、特殊効果の『After Effects』、CG制作の『3dsMax』など、デジタルソフトの習得も目指します。

アニメーターになるためには、デッサン力が非常に重要ではありますが、デジタル化によりこうした機器やソフトの使用方法も知っておかなければなりません。

どちらのスキルも在学中に身につけられるのが嬉しいですね。

講師を務めるのは、実際の現場に携わった経験もあるプロで、本当に必要な情報を効率的に学んでいくことができます。

クラスは少人数制で編成されているため、わからないことがあればすぐに質問できる環境が整っているのも魅力です。

デッサンからデジタルソフトも学べる!

デジタルハリウッド大学

引用元:デジタルハリウッド大学
学費 1,670,000
※1年次合計
カリキュラム デジタルコミュニケーション学部デジタルコンテンツ学科
通学期間 4年
就職サポート ・専任スタッフによるサポート
・就職個別指導
・インターンシップの実施
・企業ゼミの開催など
所在地 東京都

「デジタルハリウッド大学」には、デジタルコミュニケーション学部デジタルコンテンツ学科の1学部1学科しかありません。

あえて学部を一つにすることで、デジタルコンテンツと企画コミュニケーションの領域において必要とされるスキルを横断して学べるよう、カリキュラムが設定されています。

さらに、3DCGやプログラミング、映像、アニメなど8つの分野から、希望する分野を自由に組み合わせられるようになっており、自分に必要なスキルを自ら選択できるようになっています。

幅広い知識を習得ができる環境にありながら、さらに自分に必要な情報を掘り下げて学べるのが、デジタルハリウッド大学の魅力です。

また、海外におけるアニメ人気の高まりを受けて、国際社会でも通用する英語学習にも力を入れています。

専門用語を交えた会話ができるようになっておけば、スムーズに仕事に繋げられますね。

デッサンからデジタルソフトも学べる!

東京工芸大学

引用元:東京工芸大学
学費 1,895,000円
※1年次
カリキュラム ・アニメーション学科
・マンガ学科
・ゲーム学科
・デザイン学科
・映像学科など
通学期間 4年
就職サポート ・ポートフォリオ制作演習
・クリエーティブ発想力演習
・インターンシップの開催
・OB懇親会の開催など
所在地 東京都/神奈川県

「東京工芸大学」は、テクノロジーとアートの融合を目指した先駆的な大学です。

最先端の研究施設や設備が整ったテクノロジー教育の拠点である『厚木キャンパス』とメディア芸術分野の教育・研究拠点である『中野キャンパス』で、あなたの興味があることを学ぶことができます。

アニメーターになる人が通うのは芸術学部ですが、芸術学部はさらに7つの学科に分けられます。

中でもアニメーション学科は、日本の4年制大学で初めて設置されたアニメーションを多角的に学べる学科として知られています。

歴史あるアニメーションに関する学科で、プロを目指してみるのも良いでしょう。

なお、東京工芸大学のアニメーション学科では、創造力と観察力を磨けるよう基礎からスタートし、3DCGや立体アニメーションなどデジタル技術も教わることができます。

また、国内外のアニメーションの評論や分析などを行う研究分野の学習に力を入れているのも魅力の一つです。

基礎から立体アニメーションまで学べる!

開志専門職大学

引用元:開志専門職大学
学費 1,486,000円
※1年次の総額
カリキュラム ・アニメ・マンガ学部
通学期間 4年
就職サポート キャリアセンターの設置
所在地 新潟県

「開志専門職大学」は、赤塚不二夫、水島新司、高橋留美子といった多くのマンガ作家、アニメクリエイターを生んだ新潟市にある大学です。

アニメ・マンガ学部では特に制作現場でのインターンに力を入れており、600時間もの時間がインターンとして設けられているのが特徴です。

実際の現場を経験しないと分からないことや気づきが得られるため、就職後のギャップを最小限に抑えられることができます。

さらに、演習授業ではプロのクリエイターが専任教員を務めており、アニメーターという仕事を非常にリアルな視点で理解していけるのです。

2025年度以降は、制作現場で必須となってきている3DCG関連授業の強化、物語芸術に関する教養の幅を広げるための歴史や文化人類学といった科目の追加などを予定しています。

時代の変化に合わせて、カリキュラム変更を行う柔軟さがある大学なので、常に業界で求められている情報を知れる安心感が大きいですね。

600時間のインターンあり!

大阪芸術大学

引用元:大阪芸術大学
学費 1,860,000円
※1年次
カリキュラム ・キャラクター造形学科
・映像学科
・デザイン学科
・美術学科など
通学期間 4年
就職サポート ・就職課の設置
・個別相談
・インターンシップの開催
・業界研究セミナーの開催など
所在地 大阪府

大阪府にある「大阪芸術大学」では、美術や映像、工芸、建築、音楽など様々なジャンルのプロを目指せます。

その中の一つ、キャラクター造形学科はアニメーターやゲームプランナーを目指す人に適した学科です。

この学科では、プロの講師による授業で、技術・知識の習得と、社会が求めるクリエイターの育成を目標としています。

実際の現場で使用されている設備で学べるだけでなく、作品を世に送り出す機会も充実しており、在学中にデビューする人もいるのだそう。

少しでも早くプロの道へ進みたいという意欲ある人にもおすすめの大学です。

2年次からは漫画コース・アニメーションコース・ゲームコース・フィギュアアーツコースに分かれて、より専門的なスキルを身につけていきます。

まだ具体的な方向性が決まっていない人も、1年次にはキャラクター造形に関する基礎を学びながら、自分がどの方向を目指すのかじっくり考えられるのが嬉しいですね。

在学中のデビュー実績もあり!

宝塚大学

引用元:宝塚大学
学費 1,700,000円
※1年次
カリキュラム メディア芸術学部メディア芸術学科
通学期間 4年
就職サポート ・学内企業説明会の開催
・インターンシップの実施
・個人面談など
所在地 東京都

東京都と大阪府にキャンバスのある「宝塚大学」

そのうち東京新宿キャンパスでは、メディア芸術学部メディア芸術学科にてアニメやイラストなどメディア芸術が学べます。

アニメーション分野では、アニメーションの制作現場を再現したリアルな実習を導入しています。

1年次には基礎を学び、専用機器の扱いについても学んでいきます。

2年次からはグループでの作品制作を行い、チームでアニメを作っていきます。

実際のアニメ制作の現場はチームで動くため、コミュニケーションの取り方や連携について知っておけると安心ですね。

チームでアニメ制作もある!

アニメーターになるのにおすすめのオンラインスクール

アニメーターを目指したいけれど、仕事をしながら専門学校に通うのが難しい人や、近くに学校がなく困っている人もいるでしょう。

そうした人はオンラインスクールを活用するのがおすすめです。

時間や場所に縛られることなく学べるので、ライフスタイルに合わせて学習時間を確保できるのがオンラインスクールの魅力です。

専門学校や大学に比べて学費がかからないのも、大きなメリットの一つです。

クリエイターズアカデミー

クリエイターズアカデミー
引用元:クリエイターズアカデミー
料金 968,000円
無料期間 なし
受講期間 6ヶ月
受講スタイル オンライン

「クリエイターズアカデミー」では、手描きのイラストによって商品やサービスの魅力を伝える『お絵かきムービー』の制作ノウハウが学べます。

具体的な特徴やメリットをイメージしづらいサービスについても、イラストなら表現できることもあり、需要の高まっている業界です。

実際に、町おこしやTVCM、ショッピングモール内の販促用大ビジョンなど様々な場所で使用されているため、どこかで動画を目にしたことのある人もいるかもしれませんね。

動画の制作は企業などと直接行うため、オンラインでも十分仕事にすることができます。

そのため、働きに出るのが難しい子育て中のママや、地方移住を考えている人などにもおすすめです。

クリエイターズアカデミーのオンライン講座は、他のスクールに比べると少し料金が高いものの、しっかりとコツを掴むことができれば、講座受講中にも仕事として成約できる可能性があります。

ただイラストスキルを身につけるだけでなく、将来的に収益化まで考えている人や転職を検討している人にもおすすめのイラストスクールです。

高単価受注の実績あり!

Udemy

Udemy
引用元:Udemy
料金 講座により異なる
無料期間 なし
受講期間 無制限
受講スタイル オンライン(動画視聴)

「Udemy」は、オンライン学習に特化したサービスで、210,000以上のコースから自由に選択して学ぶことができます。

数ある動画の中から、必要な動画を選択し購入します。

自分に必要な情報に絞り込んで、効率的にスキルを身につけていけるのが特徴です。

料金は動画を購入するごとに発生する仕組みなので、本当に欲しい情報だけを必要最低限の料金で買い取ることができるのも嬉しいポイント。

また、一度購入した動画は削除しない限り何度でも見られるので、繰り返し自分のペースで勉強していきたい人におすすめです。

プログラミングやWebデザイン、AI、Excel、PowerPointなどITやビジネスに関する学習内容に対応しているため、イラストに限らずビジネスとしても活用できるスキルが身につきます。

たくさんの講座から選択可能!

ヒューマンアカデミー

引用元:ヒューマンアカデミー
料金 ・イラスト初級講座:3ヶ月203,500円
・イラスト画力UP講座:3ヶ月203,500円
・マンガマスターコース:6ヶ月407,000円
・イラストマスターコース6ヶ月407,000円など
無料期間 なし
受講期間 3ヶ月/6ヶ月
受講スタイル オンライン/通学

ヒューマンアカデミーでは、様々な仕事に就くためのコースが設けられており、イラストに関するコースもその一つです。

ヒューマンアカデミーのイラストコースは、卒業後アニメーターやキャラクターデザインを仕事にできるようカリキュラムが組まれています。

サポート体制も充実しているため、初心者でもプロレベルのスキルを身に着けることができます。

オンライン講座は何度も繰り返し動画視聴が可能なので、理解できるまで徹底的に勉強できるのもヒューマンアカデミーの魅力です。

実際に、ヒューマンアカデミーの修了生も数多くデビューしており、2021年時点1,376作品以上が作品として世に出ています。

業界との繋がりも豊富で、企業から直接評価をもらえる企業案件やインターンを獲得するチャンスがいくつも用意されています。

なお、ヒューマンアカデミーは全国主要都市19都道府県に50の校舎を展開しており、店舗へ通って講座を受けることも可能です。

対面での授業を希望する人は、最寄りの店舗を検索してみてくださいね。

オンラインで学べる動画講座!

アニメーターの専門学校・大学・オンラインスクールの選び方

ここまでアニメーターになるためにおすすめの専門学校・大学・オンラインスクールを紹介してきました。

どの学校も魅力的で、なかなか一本に絞り込めないですよね。

ただし、学校によって力を入れている部分や特色など大きく異なるため、あなたがどのような環境で学びたいのか次第で、選ぶべき学校も変わってきます。

そこで、アニメーターの専門学校・大学・オンラインスクールの選び方のポイントを4つ紹介します。

  • 就職実績
  • 業界との繋がり
  • カリキュラム
  • 学費

特にどのような点に注目して選べば良いのか、以下で詳しく解説していきます。

就職実績

専門学校・大学・オンラインスクールを卒業した後、アニメーターとして就職を考えている人は就職実績をチェックしておきましょう。

就職実績は公式ホームページに掲載されていることが多いので、初めの段階で確認しておくと安心です。

その際、就職率はもちろん、具体的にどのような企業へ就職しているかを見ておくことをおすすめします。

知名度の高いアニメ制作会社に多数就職している実績があれば、業界からのニーズが高い即戦力となりうるノウハウが学べる環境が整っているといえます。

あなたが将来的に就職したい会社への就職実績が多数ある学校なら、就職先として目指せる可能性も十分にありますね。

業界との繋がり

就職実績をチェックした時、同じアニメ制作会社に複数人就職していれば、その会社と学校の間に強い繋がりがある可能性が高いです。

学校によっては、業界との繋がりが強く就職に有利なことがあります。

最終的な目標がアニメ制作会社への就職なのであれば、就職を有利に進められる環境で選ぶのも賢い選択だといえます。

また、業界との繋がりが充実した学校であれば、授業の講師としてプロのアニメーターが招かれたり、インターンシップで希望職種の企業の現場体験の機会が設けられていることもあります。

ただアニメ制作のノウハウを学ぶだけでなく、アニメ業界のリアルな仕事に直接触れて学べるので、就職後のイメージを抱きやすくなりますね。

なお、インターンシップで、実力を発揮することができればそのまま採用が決まるケースもあります。

このように、業界との繋がりがある学校を選べば、アニメーターになるという夢を叶える近道となりうる可能性が高まるのです。

カリキュラム

専門学校や大学、オンラインスクールによって学べる内容が少しずつ異なります。

そのため、あなたが学びたいことが学べる環境にあるかを知っておくことも大切です。

紙とペン・液タブ・パソコンを使ったCG技術の何を学びたいのかは、必ず明確にした上で学校選びをしていきましょう

近年、アニメ業界もデジタル化が進んでおり、タブレットやパソコンを使った制作ができる人材が求められています。

すでに紙とペンといったアナログな方法でイラストが描ける人は、デジタルでのアニメ制作について学べる環境を選ぶことをおすすめします。

また、学校によって実習の時間も異なります。

実習によって、制作に関する理解が深まるため、実習の時間数や内容なども知っておいて損はありません。

学費

アニメーターになる一般的なルートと言われている専門学校は、1年あたり150万円〜200万円の学費がかかります

2年制の専門学校に通ったとしても、総額で400万円ほどかかる計算になります。

さらに教材費や機材費といった費用も発生するため、どれくらいの学費がかかるのか知っておくことも重要です。

学費が理由で途中で通えなくなってしまわぬよう、予算内で通える学校を選びましょう。

アニメーターの給料

アニメーターになる人にとって、気になるのが収入ではないでしょうか。

アニメーターは給料が低いとも言われており、将来的にアニメーター一本で生活していけるのか不安に感じている人もいるかもしれません。

そこで、アニメーターの給料事情について解説していきます。

アニメーターの年収

「アニメーターの給料」について、厚生労働省の職業情報提供サイト『jobtag』によると平均年収は461万円です

また、文化庁令和4年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業『アニメーション制作者実態調査2023』によれば年収の平均値は455万円、中央値は422万円となっています。

こうしたデータからまとめると、アニメーターの年収は450万円前後です。

なお、国税庁がまとめた「民間給与実態統計調査結果」では、令和4年の給与所得者における平均給与は458万円。

つまり、アニメーターの平均年収は世間的に見ておよそ平均と同等か、平均よりやや下であることが分かります。

アニメーターの給料が低い理由

アニメーターの給料が低いと言われる理由として、日本のアニメ制作現場における制度の問題が挙げられます。

日本でアニメを制作する場合、様々な企業などが資金を提供して制作委員会を立ち上げます。

そして製作委員会がアニメ制作会社に委託する形で、アニメが作られます。

アニメーターは、完全出来高制の報酬制度のもと指定された絵を描くことで報酬を受け取ります。

そのため、制作したアニメがヒットし、グッズ販売が順調に行ったとしても、報酬を手にすることはできません。

アニメ業界においてグッズ販売は非常に大きな収入源となっているにも関わらず、その利益は制作委員会に出資した企業にしか分配されないのです。

業界としてこうした大きな問題を抱えながらも、アニメーターになりたいと志願する人が絶えないため、改善に向けた動きが進まないのも、アニメーターの給料が低い理由の一つです。

アニメーターになるにはに関するよくある質問

最後に、アニメーターになるにはに関するよくある質問を3つ紹介します。

  1. アニメーションに強い大学はどこですか?
  2. アニメーターは何歳から何歳までなれますか?
  3. アニメーターに向いている人は?

気になる質問や、これまで解説してきた内容でまだ分からないことがある人は、ぜひチェックしてくださいね。

アニメーションに強い大学はどこですか?

アニメーターを目指している人におすすめのアニメーションに強い大学として、本記事内では以下のような大学を紹介しました。

  • デジタルハリウッド大学
  • 東京工芸大学
  • 開志専門職大学
  • 大阪芸術
  • 大学宝塚大学

各学校ごとに、こだわりを持ってカリキュラムを設定しています。

重点的に学びたい内容や通いやすさ、学費など総合的に判断してあなたに合った大学を選んでくださいね。

アニメーターは何歳から何歳までなれますか?

アニメーターは年齢制限はありません。

ただし、アニメーターの世界では25歳までで決まると言われることもあるようです。

そのように言われる理由として、新人時代には給料が低い傾向にあることが挙げられます。

暮らしにあまりお金がかからず、体力がある若いうちにはじめるのが良いと考えられているためです。

しかし、アニメーターは人材不足が課題となっている業界です。

何歳からでも目指せる可能性は十分にあります。

アニメーターに向いている人は?

アニメーターに向いている人の第一条件として、絵を描くのが好きなことが挙げられます。

それ加えて、創造力・作品の構成力・デッサン力といったイメージを再現する能力が求められます。

また、アニメ制作はアニメーターだけでなく、企画や脚本・原作者など多くの人と関わって行われます。

企画や脚本・原作者のイメージを忠実に再現しなければならないため、どういったイメージを求められているのかすり合わせるコミュニケーション能力が高い人も、アニメーターに向いているといえます。

まとめ

以上、アニメーターになる方法を紹介しました。

専門学校や大学に通うのが一般的な方法ではありますが、アニメーターの仕事はパソコンで行うことが多く、気軽にオンラインスクールで学ぶこともできます。

業界との繋がりがあり、就職や転職に有利と言われている学校も多いので、そうした視点から候補を絞り込んでいくのも良いでしょう。

ぜひあなたなりの方法で、アニメーターになる夢を叶えてくださいね。

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