イラスト販売サイトは「多すぎてどれがいいか分からない」「自分にはどれが合うのか」と、調べるほど悩んでしまいますよね。

今回は、数ある中から「初心者の方でも始めやすいイラスト販売サイト」をメインに14個厳選し、それぞれの特色や手数料などをまとめました。

この記事を読んで、おすすめのイラスト販売サイトや販売のコツ、注意点などを確認していきましょう。

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イラスト販売方法の種類

イラスト販売方法

イラストを販売する方法は大きく分けて以下の4種類です。

販売サイトの利用 販売サイトに登録して販売、受注制作を行う
ダウンロードサイトの利用 ダウンロード素材としてイラストをサイトにアップロードする
NFTアートとして販売 イラストの所有者やオリジナル性を確立してデジタルで販売する
SNSアカウントで個人売買 個人のSNSアカウントで、自由にイラストの紹介や売買を行う

自分に合う販売方法を見つけることで、無理なくイラスト販売を続けることができます。

販売手数料が発生しない登録サイトもあれば、10%~20%ほどの手数料がかかる場合も。

それぞれにメリットやデメリットが存在するため、特徴を詳しく知った上で販売方法を検討してみましょう。

スキマやココナラで受注

「スキマ」や「ココナラ」といった販売サイトに登録をしてイラストの売買を行う方法は、誰でも手軽に始められるため支持されています。

在庫を持つオリジナルイラストの販売や、依頼者の希望に沿って制作をするオーダー作品の販売が主流です。

SNSアイコン・似顔絵・LINEスタンプ・結婚式のウェルカムボードなどの制作が比較的多く見受けられます。

販売価格は自由に設定できることが一般的ですが、相場とかけ離れた金額では売れにくいです。

販売手数料が必要であることが多く、サイトによって違いはあるものの、多くは10%~20%ほど売上から差し引かれます。

販売しやすい環境が初めから整っており、売買する上で発生したトラブルにも対応してくれます。

イラスト販売に特化したサイトや、さまざまなジャンルの制作物を取り扱うサイトなど種類が豊富です。

誰でも始めやすい手軽さから利用者が多いというメリットがある一方で、ライバルが多いので集客の工夫は必要不可欠だといえます。

ダウンロードサイトの利用

登録されているイラスト素材を、利用者が自由にダウンロードできる仕組みです。

ダウンロードサイトでのイラストは、主に出版物やWEBサイトの装飾用の素材としての需要が高いです。

購入者とのやりとりは必要なく、サイトにイラストを登録しておけばダウンロード数に応じて報酬が発生します。

サイトにアップロードするための利用料が必要ないため、クリエイター側の負担が少ない販売方法として人気です。

ダウンロードはサイトによって無料と有料のどちらも存在し、報酬単価に違いがあります。

一般的に無料サイトは1ダウンロードにつき数円であるケースが多く、有料サイトでは数百円ということも。

無料のダウンロードサイトは報酬が低い傾向にありますが、サイトのメッセージを通じて企業から制作を依頼されることもあります。

イラスト活動を始める第一ステップとして利用してみるのも良いでしょう。

NFTアートとして販売

NFTアートとは、デジタルアートにブロックチェーン技術を組み合わせることで、クリエイターとイラストの価値を確立したイラストを指します。

従来のデジタルアートは安易に共有や複製をすることでき、クリエイターの著作権や作品のオリジナル性が損なわれることが問題でした。

そこで、取引履歴や所有者、作品詳細などをチェーンのように紐づけて記録できるブロックチェーンというデータベースを利用する仕組みが生まれたのです。

ブロックチェーンをデジタルアートに導入することで、作品のオリジナル性や希少性が確立され、偽造や改ざんといった不正から守られます。

デジタル機器で制作したイラストに限らず、油絵や水彩画などの手書きのイラストも、データ化さえできればNFTアートとして販売可能です。

制作したイラストをNFTアートとして販売するには、NFTマーケットプレイスに出品する必要があります。

出品するとNFTマーケットプレイスのブロックチェーンで管理され、イラストはNFTアートへと変化。

取引の記録を残すためにNFTアートは仮想通貨で取引されるので、販売するには暗号資産を保管するウォレットの用意が必要です。

イラストに自分の資産としての価値を付与したい人におすすめの販売方法です。

SNSやメルカリで個人売買

InstagramなどのSNSやメルカリのようなフリマアプリで個人的に売買のやりとりを行う販売方法です。

利用者が多いのでたくさんの人の目に留まりやすく、集客しやすい傾向にあります。

主要のSNSは初期費用をかけることなく販売可能で、拡散力が強いので評判が広がりやすいです。

フリマアプリとして有名なメルカリは、10%の販売手数料が必要ですが、誰でも手軽に始められること、サポート体制が整っていることから支持されています。

一方でSNSは購入者と密にやり取りができますが、身バレやトラブルによって炎上する可能性があるため、正しく利用することが求められます。

イラスト販売サイトおすすめ14選を比較

では、イラスト販売サイトはどこが一番良いのでしょうか。

今回は初心者の方におすすめできる、比較的ショップ開設が簡単なサイトを厳選しました。

手数料や相場などの金額面も合わせてまとめてありますので、自分に合ったサイトを選んでみてください。

販売サイト 登録料 ジャンル 販売方法 / 販売形態 利用料金・手数料
イラストAC / ACイラスト 無料 かわいい系 ダウンロード素材 報酬換金時の振込手数料300円
BASE 無料 アニメ・人物・動物など様々(ライト層向け) 全般(グッズ・受注など自由) サービス利用料(3%)+決済手数料
ココナラ 無料 ペット・アニメ・漫画など 受注販売 販売手数料22%/3,000円未満は振込手数料160円
BOOTH 無料 アニメ・漫画 受注・グッズ販売 (販売価格+送料)×5.6%+22円
SUZURI 無料 アニメ・人物・動物など様々(ライト層向け) グッズ販売・受注 販売価格(税込)の5.6%+22円
Artmeter 無料 水彩・油絵など本格作品 作品販売 販売価格の45%
LINEクリエイターズマーケット 無料 スタンプ・着せ替えなど小さめ素材 ダウンロード素材 売上の50%
SKIMA(スキマ) 無料 キャラ・似顔絵・創作系 受注販売 販売手数料11〜22%/振込手数料262円
minne(ミンネ) 無料 ハンドメイド・イラストグッズ 受注販売 販売手数料10.56%
PIXTA(ピクスタ) 無料 写真・イラスト素材 ダウンロード販売 振込手数料220円
iStock(アイストック) 無料 写真・イラスト素材 ダウンロード販売 無料(販売時に収益分配)
OpenSea(オープンシー) 無料 NFTアート NFTマーケット販売 販売手数料2.5%
クリエイターズアカデミー 有料 スクール型(講座) 受講による学習サービス 受講料880,000円(税別)
SNS / メルカリ 無料 自由(個人取引) 個人売買 SNSは基本無料 / メルカリは販売手数料10%

※販売方法というのは、イラストを作品として販売するか、受注して販売するか、グッズとして販売するか、ダウンロード素材として販売するか、で分けています。

ダウンロード販売|イラストAC

イラストAC
引用元:イラストAC

イラストをフリー素材としてダウンロードできるサイトがイラストACです。

一部有料の素材はあるものの、ほとんどが無料なので利用者が多いという特徴があります。

人物や文字、背景、フレームといった素材として活用しやすいイラストが豊富です。

サイト登録後にイラストさえアップロードしておけば、ダウンロード数に応じて報酬が入るので、購入者とお金のやりとりをする必要がありません。

報酬は1ダウンロードに付き4.36円で、ダウンロード数によってはしっかりと稼げます。

また、イラストに目をとめた企業から制作依頼の声がかかることがあり、思わぬ仕事が舞い込む可能性も。

自分のイラストがどのくらいダウンロードされるか、お試しで登録してみてはいかがでしょうか。

人気フリーイラストサイト!

受注販売・グッズ・作品・ダウンロード素材|BASE

base
引用元:BASE

BASEは、作品・受注・グッズ・ダウンロード素材のすべての販売方法が可能で、作成できるグッズの種類も豊富です。

販売されているイラストは、水彩やキャンバスに描かれたものから、デジタルイラストや、動物のイラストなどジャンルが様々なので、あまり気にせず出品することが可能です。

また、SNSのXやTikTok、YouTube、noteなどと連携をしているため、そこを見た人が「欲しい!」「気になる!」と思ったら、すぐに販売サイトに飛ぶことができるため、購入に繋がりやすくなります。

PCからはもちろん、スマホアプリもあるため、スマートフォンからもショップ開設が可能です。使用方法はそこまで難しくないため、パソコンに強くない人でも気軽に始めやすいサイトです。

いろんな販売方法ができる!

受注販売|ココナラ

ココナラ
引用元:ココナラ

自分の得意とすることや知識、経験をスキルとして提供できるサイトがココナラです。

イラスト制作だけでなく、さまざまな分野の取引がされています。

自分で価格設定をすることができ、やりとりはメッセージやビデオチャット、電話などのオンライン上で完結するため、場所や時間を気にする必要がありません。

お金のやりとりはココナラが仲介してくれる安全性も魅力的。

自分のスキルをアピールできるプロフィール登録を充実させれば集客に役立ちます。

売上金に対して22%の販売手数料がかかりますが、振込手数料は3,000円以上の場合は無料です。

現金だけでなく、ココナラ内の支払いで利用できるポイントへの換金も可能。

無料で利用できるため、手軽にイラスト販売を始めたい人におすすめです。

経験やスキルを販売できるサイト!

受注販売|SKIMA(スキマ)

SKIMA
引用元:SKIMA

イラストを依頼したい人と制作したイラストを販売したい人をつなげてくれるのがSKIMA(スキマ)です。

数ある販売サイトの中でもイラストの販売に特化しており、さまざまなテイストのイラストが豊富です。

SNSアイコンやサイトで利用するロゴ作成、オリジナル作品の表紙デザインやキャラクター制作などを目的とする人から人気があります。

イラストのオーダーを受けて制作する受注販売に利用するのにおすすめです。

登録、出品は無料で行えるので、売る側も買う側も気軽に利用可能。

オプションを含む売り上げ金額の総額が1,000円~20,000円の場合は22%、20,001円~50,000円は16%、50,001円以上で11%の販売手数料がかかります。

販売手数料はかかるものの、支払いの管理などはSKIMAが仲介して行うので、トラブルが少なく安心して利用できます。

さらにチップ制度が導入されており、イラストを気に入ってもらえれば販売価格に上乗せしてもらえることも。

モチベーションアップにつながる制度もあり無料で始められるため、誰にでもおすすめできる販売サイトです。

イラストの依頼と受注を繋ぐ!

受注販売|minne(ミンネ)

minne
引用元:minne

ハンドメイド販売サイトであるminne(ミンネ)は、おしゃれな雰囲気が特徴的。

イラストのジャンルでは、人物ペットの似顔絵、結婚式のウェルカムボードなどの需要が高いです。

作品の販売はもちろんのこと、イラストの受注制作も多く見受けられます。

10.56%の販売手数料が売上から差し引かれますが、それ以外の費用は一切かかりません。

運営側で特集が組まれる頻度が高く、知らないうちに自分の作品がピックアップされていた、なんてことも。

イラストに限らずminneに出品されている作品はおしゃれで柔らかい雰囲気が多いです。

サイト内のセキュリティ対策が万全なので、安心して利用できるでしょう。

受注もできる販売サイト!

ダウンロード販売|PIXTA(ピクスタ)

PIXTA
引用元:PIXTA

PIXTAはイラスト、写真、動画、音楽の素材がダウンロードできるサイトです。

有料の高品質な素材が豊富で、購入後は無制限で何回でも利用することが可能。

お手ごろ価格で質の高い素材を利用できる点がユーザーに支持されています。

制作者は無料で登録することができ、イラストが購入されると実績や登録状況に合わせた料率で獲得クレジットという形で支払われます。

10クレジット(およそ1,100円)以上から現金と交換できる仕組みです。

無料のダウンロードサイトに比べると報酬が多い傾向にあるため、ダウンロード販売を検討するのであれば抑えておきたいサイトだといえます。

報酬も期待できる!

ダウンロード販売|iStock

iStock
引用元:iStock

iStock(アイストック)とは、イラストを含む画像や動画などの素材を販売、購入できるストックフォトサービスの1つです。

多種多様な素材は1点から購入でき、画像サイズに関係なく購入料金が一律である点が特徴的。

手に届きやすい価格でクオリティの高い素材を購入できると評判です。

報酬率は個人で活動する場合は20%とされており、支払いはUSドルで行われます。

iStockでイラストを販売するには審査に合格する必要があります。

日本だけでなく世界中の人が利用するので、より多くの人に自分のイラストを提供したい人におすすめです。

世界中に販売できる!

NFTアート販売|OpenSea

OpenSea
引用元:OpenSea

所有者や作品の価値を明確にするNFTアートを販売できるサイトがOpenSea(オープンシー)です。

世界最大規模のNFTマーケットで、初心者でも手軽にNFT作品を出品することができます。

ほかのマーケットに比べて販売手数料が控えめであり、多様なブロックチェーンに対応していることからNFT市場の中でも人気です。

デジタルデータ、暗号資産(仮想通貨)、ウォレットがあれば登録をして出品ができます。

イラストの希少性やオリジナル性といった価値を守って販売したい人はぜひ利用してみてください。

NFTのトップマーケット!

スクール型|クリエイターズアカデミー

クリエイターズアカデミー
引用元:クリエイターズアカデミー

クリエイターズアカデミーでは企業や商品のPRに最適な、イラストを使った動画を指す「お絵かきムービー」を制作するためのノウハウや資格を獲得できます。

お絵描きムービーの需要は高まっており、手描きのイラストと動画によるストーリー展開が分かりやすいと注目を集めているのです。

シナリオ構成、イラストの作成、動画編集など制作工程が充実しているため、高単価で受注できる傾向にあります。

イラスト制作以外の技術が問われるため、受講してスキルを身につけておくと安定的にお絵かきクリエイターとして活動しやすいでしょう。

イラストで本格的に仕事をしたいという人は、こうしたスクールで技術や資格を得ると活動の幅が広がりそうです。

高単価受注の実績あり!

受注・グッズ|BOOTH

BOOTH
引用元:BOOTH

BOOTHは、漫画や同人誌などの投稿サイト「pixiv」と連携しており、創作活動をしている人の利用を想定して作られています。

そのため、他のサイトよりも入り組んだ設定が多く、はじめのうちは自分の思い通りに使うのが難しいところが少し難点です。

また、「pixivFactory」という姉妹サービスがあり、同人誌をBOOTHにアップロードするだけで、印刷から発送までをやってくれるため、入稿や在庫管理の手間も省けます。

漫画やアニメ系のイラストを描いている人は向いていますが、他ジャンルのイラストの場合はあまり販売数が見込めないため、自分のジャンルに合うか見極めが重要です。

漫画やアニメ系のイラストを描いている人におすすめ

受注・グッズ|SUZURI

https://gyazo.com/fa09e4923b0d00dc19dc54bcf43d029b
引用元:SUZURI

SUZURIは、スマホ一つでグッズが作れるサイトで、グッズの種類がとても豊富です。

Tシャツだけでも12タイプ、スマホケースやタンブラー、マスキングテープや缶ケースなど、約50種類以上が制作できます。

有名クリエイターも利用しているため認知度も高いですが、競合も多いです。

販売時は「SUZURIで設定されている原価」+「トリブン(出品者側で設定する利益)」を足したものが販売価格になります。

受注から梱包、発送、アフターフォローまでをすべて代行してくれるので、手間は省けますが、個々の購入者とコミュニケーションが取れない、というデメリットもあります。

自分の利益は変わらないですが、SUZURI独自のセールがあるので、このタイミングで上手にSNSを使えば、さらに購入につなげることもできるでしょう。

気軽にグッズ販売できる!

作品|Artmeter

artmeter
引用元:artmeter

Artmeterは、「アーティストのオンラインギャラリー」と言われています。

販売されているイラストも、油絵や水彩、静物画や風景画など「壁に飾りたくなる」ような本格的なものが多いです。

Artmeterは、出品者のプロフィールで、購入者へのコメントが確認できたり、他の出品者のページに訪問して足跡やコメントを残したりすることができます。

また、サイズ×単価で商品金額が決まるため、始めは好きな販売価格にできませんが、購入数が多くなるとレベルも上がり、自由に変更できるようになります。

手数料も他サイトと比較すると高めですが、商品が売れたら、Artmeter事務局へ自分で発送→事務局が検品→購入者へ発送します。

手数料や手間はかかりますが、一点もののイラストだからこそ、丁寧な発送がされていると言えます。

アート系のイラスト販売ならココ

ダウンロード素材|LINEクリエイターズマーケット

LINEクリエイターズマーケット
引用元:LINEクリエイターズマーケット

LINEクリエイターズマーケットは、アカウント作成無料で誰でもスタンプや着せ替えなどが作れるサイトです。

アカウントを作成して、ガイドラインに沿って作成するだけなので、そこまで難しいものではありません。

その後は、LINE側での審査期間はおよそ5営業日〜1週間程度かかりますが、審査に通れば販売が開始できます。

画像のサイズや載せていい言葉などにルールが多いため注意が必要ですが、そこに気を付ければLINEユーザーがいる国には世界中へ販売が可能です。

LINEクリエイターズマーケット

個人売買|SNSやメルカリ

Instagram
引用元:Instagram

Instagram、TikTok、X(旧Twitter)でのイラスト販売は、初期費用をかけずにできるのでおすすめです。

SNSは利用者が多く、発信力が非常に強いため集客目的としても有効です。

画像や動画を投稿してイラストの紹介をするだけでなく、メッセージのやり取りができるので販売の案内や取引ができます。

別で販売サイトを利用していたとしても、SNSの投稿に販売先のURLを紐づけることができ、そのまま購入へと進める動線を確立することも可能です。

また、販売手数料はかかりますが、メルカリなどのフリマアプリで個人売買する手段もおすすめ。

SNSの場合は全て自分で対応しなければいけませんが、フリマアプリはお金の取引仲介やトラブルへの対応があるため安心です。

イラストごとの販売相場

イラストの販売は自分で価格設定を行えたり、あらかじめ報酬が決まっていたりと形態によってさまざま。

販売相場はイラストの種類やクリエイターの所属によって以下のように差があります。

ダウンロード素材 0円~500円
フリーランスのイラスト 3,000円~5,000円
プロのイラスト 5,000円~10,000円
オリジナルキャラ制作 30,000円~

あくまでも一例ではありますが、どれもイラストの規模や依頼形式によって金額は大きく変動します。

相場から離れた金額での販売は上手くいかないことがほとんどですので、イラスト販売をするためには相場を把握しておきましょう。

ダウンロード型は0円〜500円

無料で利用できるサイトの場合は数円~数十円ほど、有料サイトの場合は数百円が報酬の相場だといわれています。

ダウンロード数が少ないと大きな報酬は期待できないものの、アップロードしておくだけで報酬が入ってくるのは非常に手軽です。

競合は多いですがダウンロード利用者もたくさんいるので、自分の個性を活かした素材で人気を集めることができれば、継続的な報酬につながります。

イラストを気に入った企業から個別で制作依頼をされるケースがあり、ダウンロード販売を通して案件を受注できればより大きな報酬へとつながります。

フリーランスのイラストは3,000円〜5,000円

フリーランスとして活動する場合のイラスト販売相場は、3,000円~5,000円が一般的だとされています。

ただし、イラストに使用する画材や制作サイズによってはこの金額に限りません。

3,000円程度からスタートし、売れ行きや競合の相場を参考にしながら金額調整をしていくと良いでしょう。

プロのイラストは5,000円〜10,000円

イラスト会社などに所属するプロのイラストレーターの販売相場は5,000円~10,000円ほど。

フリーランスに依頼する場合と同様に、イラストの規模によって値段は大きく変動するのが一般的です。

依頼する企業によって、デザインだけでなく修正回数や打合せに応じて料金が発生することもあります。

完全オリジナルキャラなどは数万円

VTubeやゲームなどで使用する自分だけのオリジナルキャラクターの制作相場は30,000円~と高額です。

ポーズを増やしたり著作権の譲渡を検討したりする場合では、100,000円を超えることも珍しくありません。

オーダーの仕方によって料金が左右される傾向にあり、ざっくりとしたイメージで依頼するよりも、こうしたいという希望を固めた上で依頼するほうが安価に抑えられます。

ディレクション費、デザイン費と細かく内訳している場合もあるようです。

初心者でもイラスト販売で稼ぐコツ

ここまで確認して、そろそろ自分に合ったイラスト販売サイトが明確になってきたと思います。

「イラストを販売してお金をもらう」というのは、やはり販売者と購入者の関係になるため、いかに購入者に喜んでもらうかを考えて販売しましょう。

さらに、イラスト販売サイトでどうやったら稼げるのか、どんな動き方をしたらリピーターがつくのか、細かくチェックしていきます。

需要のあるジャンルを選ぶ

そのイラスト販売サイトで「どんなイラストが需要があるか」を見極めることが重要です。

例えば、二次創作系のクリエイターが多いサイトで、動物のかわいいイラストは、あまり購入が見込めるとは言えません。

しかし、ダウンロード素材は動物のかわいいイラストがたくさんダウンロードされる傾向にあります。

また、運動会やお正月などイベント関連のイラストなどはその時期になると需要が高まるので、そこを狙って販売するのも一つの手です。

SNSなども使い、自分のイラストのファンや購入者が、どんなものが好きか、日ごろからリサーチしておきましょう。

SNSなどで集客をする

ショップ開設で終わりではなく、XやInstagramなどで定期的にイラストをアップして、イラストが誰かの目にとまる機会を増やしましょう。

ハッシュタグなどを利用して不特定多数のユーザーに見てもらうことも重要です。

SNSと連携しているイラスト販売サイトも多数あるので、SNSに自分のショップのURLを貼っておけば、ショップ訪問の可能性を上げることができます。

全く更新されていないSNSよりも、つい最近の投稿があるSNSの方が「活動しているんだな」と認知してもらえます。

顧客満足度を上げる

イラストを見た人が安心して購入できるように、商品ページを充実させることが重要です。

イラストのサイズや、素材、どんなイラストなのか、できるだけ詳細に記載しましょう。

また、写真も自分で登録するため、写真が暗くならないように、イラストが途中で切れないように、など、細かいところにまで気を配る必要があります。

例えば、サイズが分からないイラストだと、欲しいと思っても「自分の部屋に飾れる?」と不安になってしまい、購入をあきらめてしまう場合があります。これではもったいないですよね。

また、購入してくれた人やSNSでコメントしてくれた人などには、アフターフォローをしましょう。

発送時にショップカードなどを同封できるサイトもあり、細かいですが、ちょっとした心遣いが再購入に繋がります。

初心者や個人でイラストが売れない時の対処法

どの販売サイトでも、登録して短期間で売れ始めるというわけではありません。

年単位の長い目で経過を見守る必要がありますが、なかなか売れ行きが伸びないときは以下の方法を試してみましょう。

  • 募集文章やタイトルの変更
  • どんなイラストが求められているか需要を探求する
  • 相場よりも価格を下げて実績を獲得する

どれも手軽にできる方法ですので、イラストが売れないときは実践してみることをおすすめします。

それぞれの対処法にどんな効果や目的があるのか、詳しくご紹介していきます。

募集文章やタイトルを変更する

受注するための募集文章や作品のタイトルが最適かどうかを確認しましょう。

販売ページにたどり着く前に目に入るのがイラストのタイトル。

第一印象となる大事な項目ですので、検索にヒットしそうなワードや特徴を盛り込みます。

例えば、「贈り物に最適 似顔絵オーダー承ります」「オリジナルのSNSアイコンを作成してみませんか?」といったイメージです。

画像が添えられる場合は、できるだけたくさんのイラストをサンプルとして掲載しましょう。

さらに販売ページに訪れた際の興味を損なわせないためには、募集文章を充実させることが大切です。

募集文にはイラストのアピールだけでなく、明確で分かりやすい料金設定やおすすめの用途など詳しく記載するよう心掛けてください。

疑問点が多いとその時点で購入者は離脱してしまう傾向にあります。

需要を探求する

イラストが購入希望者の需要に合っていなければ、質が良くても売れ行きは伸びにくいです。

その場合、自分のイラストが販売サイトの需要にマッチしているか見直してみる必要があります。

素材としてのイラストなのか、キャラクター性のあるイラストなのか、人物が得意なのかによって合う販売サイトが異なります。

まずは販売サイトのイラストをチェックして、自分が得意とするテイストと合うかどうかを確認してみましょう。

価格を安くして実績を増やす

多くの販売サイトでは販売実績が閲覧できる仕組みになっています。

取引の回数や評価を参考に購入を検討するユーザーもいるため、販売実績は非常に重要な役割を果たしているのです。

最初はお試し価格として相場より安い値段で売り出し、実績を獲得することを重要視しましょう。

評価や口コミの影響で人気や注目を集めると、少しずつ売上につながっていきます。

イラスト販売するときの注意点

では、イラストを販売するときにどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。

基本的には各サイトに利用規約が載っているため、それに従えば問題ありませんが、特に気を付けてほしいことをまとめました。

著作権違反をしない

企業ロゴや、キャラクター、漫画などの二次創作のものを販売することはNGです。

ダウンロードしたものを自分で誰かに販売したり、それを使ってグッズを作ることも禁止されています。
(※BOOTHのみ二次創作が許可されている作品もあるため事前に確認しましょう。)

また、「自分のイラストの著作権」をサイト側へ譲渡しなければいけない場合や、ダウンロード素材などは作者の名前やサインを入れることが禁止されているため、事前に確認しましょう。

肖像権を侵害しない

有名人や一般人問わず、誰かの写真を勝手に使用することはNGです。

個人利用で使用しただけでは肖像権の侵害にはなりませんが、訴訟になると賠償金の支払いなどを命じられる可能性があります。

また、生成AIも過去にWEB上にアップロードされたイラストをもとに作られるため取り扱いには注意が必要です。

売上が20万円を超えたら確定申告をする

イラスト販売の総売上が20万円を超えた場合には確定申告が必要です。

イラストは「雑所得」に含まれるため経費を引くことができます。

例えば、イラストの売上が年30万円、必要経費が15万円かかった場合
→30万-15万=15万円
になります。この場合は年間売上が20万円を超えていないため、確定申告は不要です。

イラストの販売に関するよくある質問

イラストを販売したいと考えたときに抱きやすい疑問をご紹介します。

  • イラスト販売は副業でできるか
  • AIのイラストは販売できるか
  • 手書きイラストの販売はできるか

これからイラストの販売を始めたい人からすると、どれも気になる疑問ばかりです。

それぞれの疑問を解消するべく、詳しく回答していきます。

副業でもイラストの販売はできる?

イラストの販売は本業とは別で副業として行うことが可能です。

ただし、本業の就業規則で副業の禁止が定められている場合があるため、副業が可能かどうか確認しておく必要があります。

また、副業での収入が年間200,000円を超えると確定申告をしなければいけません。

ルールを守って活動できるのであれば、問題なくイラスト販売を行うことができます。

AIのイラストも販売できる?

基本的にはAIで生成したイラストの販売を行うことは可能ですが、注意点が存在します。

AI作品に既存作品との類似性が認められる場合は、利用目的次第で著作権侵害のリスクがあります。

AIを悪用して特定のクリエイターになりすます行為が発生した例もあるので、オリジナル性のあるAIイラストを扱うことが重要です。

手描きイラストも販売できる?

手描きのイラストも販売可能です。

手描きイラストの場合は現物で渡すことになるため、梱包には十分気を配りましょう。

イラストのクオリティだけでなく、購入者の元にキレイな状態で届くかという点も評価されます。

イラストの販売まとめ

イラストが描ける、というスキルは副業に活かせる大きな強みです。

好きなことを仕事にしたい、時間を有効活用したいという人はぜひイラスト販売に挑戦してみてはいかがでしょうか。

どのくらいの時間を制作に充てられるか、どんなジャンルのイラストが得意かによって適した販売サイトは異なります。

販売形態や報酬、管理のしやすさなどを加味して自分にぴったりの販売方法を選んでみてください。

  • 絵やイラストを上手く描きたいけど描き方がわからない
  • 絵やイラストを描くのに必要な道具を知りたい
  • 絵やイラストを上手く描くための手順を知りたい
  • 絵やイラストを上手く描くための練習方法が知りたい

特に上記のような疑問をお持ちであれば、ぜひこの記事を読み進めてください。

初心者がつまづきやすいポイントもしっかり解消できるよう画像や動画も盛り込んでまとめているので、読み終わる頃には上手く絵を描く手順やコツを掴むことができますよ。

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