イラストレーター 資格

イラストレーターになるためには資格がいるの?おすすめの資格や学習方法などを紹介します!

絵を描くことが好きな人にとって憧れの職業の一つであるイラストレーター。

自分の時間に絵を描いて稼ぐことができるので、場合によっては副業で稼げる可能性もあるかもしれません。

ただし、イラストレーターになるにあたって以下のような疑問や不安な点を持つ方もいることでしょう。

  • イラストレーターになるために資格が必要なのか?
  • 資格はどんな資格があればよいのだろうか?
  • 資格を取るためにはどのような勉強が必要なのか?

そこで今回は、イラストレーターになるために資格が必要かどうか、おすすめの資格や学習方法などを紹介します。

本記事を読み、イラストレーターへの第一歩を踏み出していただけたら幸いです。

イラストレーターになるために資格は必要?

最初に、一番気になると思われるイラストレーターになるために資格が必要かどうか解説します。

また、資格があった場合のメリットや、資格以外に必要な点も見ていきましょう。

基本的にイラストレーターに資格はいらない

イラストレーターになるにあたって、基本的に資格は必要がありません。

看護師や弁護士のような資格が必要な職とは異なり、イラストレーターは資格が無くても開業は可能です。

ただし、何も仕事のツテがない、実績がないなどの場合は、なかなか就職や契約に結び付かず、結果的に稼ぐことができない可能性が高いです。

早く確実に稼げる可能性を高めるためには、資格があった方がよりスムーズに稼ぐことができるようになるでしょう。

資格があれば、あなたの技術力の証明ができる

イラストレーターに関しての資格は様々あります。

詳細は次項で解説をしますが、資格があることで、皆さんの技術力がある照明ができるので、以下のようなケースで役立つ可能性が高いです。

  • フリーランスで営業をかける時のクライアントへのアピール
  • 転職時の募集先の企業へのアピール
  • 資格があることで技術力や知識があることを証明できる

イラストレーターとしての技術力や知識があることをアピールする場合、仕事の実績があればポートフォリオを提出することで対応できます。

しかしながら、イラストレーター駆け出しなどで仕事の実績がない場合は、ポートフォリオすらないことが多々あるので、最初の営業武器として資格は非常に役立つことでしょう。

資格があった時のメリット

イラストレーターとして資格があると、以下のようなメリットがあります。

  • 技術や知識があることが証明できる
  • 会社によって資格手当がでる
  • 転職の際に有利になる
  • 高額案件が貰え収入アップに繋がる可能性がある

資格の有無はイラストレーターに限らず様々な職種で言えることですが、資格があることで一定の技術、知識を有していることが証明できます。

特にイラストレーターなり立ての人にとっては、実績がない中でアピールできる武器になるでしょう。

また、会社勤めしている人にとっては、資格手当が出たり、転職時に有利に働く可能性があります。

さらに、フリーランスにとっては特に資格があることで、高額の案件を受注できる可能性を高めることが可能です。

そのため、実績の大小関わらず、資格は持っておくことに越したことはないと言えます。

資格以外にも稼ぐためには必要なことがある

イラストレーターとして仕事を行っていくためには、資格があれば良いという訳ではありません。

仕事として行っていく以上、相手との関係構築や納期通りに仕事を進めていくことが必要になります。

資格以外でも、以下のような点ができる必要があります。

  • 仕事関係者との人間関係の構築スキル
  • スケジュール通りに仕事を進める力
  • 常に学び続けることができる向上心

他にもフリーランスとしてやっていくのであれば、経費精算ができる必要も発生します。

資格以外の必要なスキルを挙げればキリがないのですが、社会人として必要なマナーはしっかり抑えておくようにしましょう。

イラストレーターで持っておくとよいおすすめの資格

ここからは、イラストレーターとして持っておくとよいおすすめの資格を6つ紹介します。

どれもイラストレーターとして活動するには役立つ資格になるので、確認していきましょう。

Illustrator(R)クリエイター能力認定試験

Illustratorクリエイター能力認定試験
引用元:ビジネス能力検定サーティファイ公式サイト
試験概要 Illustrator®を使用したグラフィックコンテンツの制作能力を測定
試験開催機関 ソフトウェア活用能力認定委員会
試験実施場所 全国(リモートWebテスト)
試験実施日 年2回(1月・7月)
試験費用 スタンダード:7,600円

エキスパート:8,600円

Illustrator(R)クリエイター能力認定試験は、その名の通り、Illustratorを使ったを使用したグラフィックコンテンツの制作能力を見る試験です。

試験は「スタンダード」と「エキスパート」の2級種を設定しており、自分の能力に合わせた受験が可能となっています。

学習もテキストが販売されているので、ソフトさえあれば独学で学習を進めていくことができるでしょう。

試験についても、公開試験だけでなく、臨時での試験も受講が可能です。

また、試験についても、リモートWebテストなので在宅で受験ができるようになっています。

Photoshop(R)クリエイター能力認定試験

Photoshopクリエイター能力認定試験
引用元:ビジネス能力検定サーティファイ公式サイト
試験概要 Photoshop®を使用したグラフィックコンテンツの制作能力を測定
試験開催機関 ソフトウェア活用能力認定委員会
試験実施場所 全国(リモートWebテスト)
試験実施日 年2回(1月・7月)
試験費用 スタンダード:7,600円

エキスパート:8,600円

Photoshop(R)クリエイター能力認定試験は、先に紹介したIllustrator(R)クリエイター能力認定試験と同じ機関が実施している試験です。

内容もほぼ同様で、試験の実施や、実施場所は年2回のリモートWebテストになっています。

試験もスタンダードとエキスパートに分かれている点も同様です。

自分の実力に合わせた内容を受験すると良いでしょう。

こちらの試験も、試験に対応した公式テキスト・問題集があるので、ソフトさえ用意できれば独学で学習することができます。

なお、IllustratorとPhotoshopの違いを簡単に以下の表にまとめたので参考にしておくと良いでしょう。

ソフト Illustrator Photoshop
特徴 ベクター画像(※1)を扱うソフト ビットマップ(※2)画像を扱うソフト
得意業務 印刷物の制作 Webサイトの制作
主な作成物 文字・イラスト・ロゴ 画像(写真)編集

※1:ベクター画像とは、拡大・縮小しても画質が劣化しない画像データ
※2:ビットマップ画像とは、色のついた点(ピクセル)の集まりで表現した画像データ

どちらもイラストレーターとして必要なソフトになり、できるだけ両方扱えるようになっておくと活動の幅が広がることでしょう。

アドビ認定プロフェッショナル

adobe-certified-professional
引用元:Adobe公式サイト
試験概要 Adobe Creative Cloudを活用するスキルがあることを証明
試験開催機関 株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ
試験実施場所 ほぼ全国(一部実施していない都道府県が有)
試験実施日 随時実施
試験費用 10,780円

アドビ認定プロフェッショナルは、アドビ社が行っている試験です。

アドビのアプリケーションごとに独立しており、資格は科目ごとに認定されます。

認定しているアプリケーションは以下の3つです。

  • Illustrator
  • Photoshop
  • Premiere Pro(動画編集用ソフト)

試験は、全国にある試験会場のコンピュータを使って解答するCBT形式になり、試験会場にあるPCを使って回答します。

世界中のクリエイターが使っているアドビのアプリケーションの利用スキルを測るアドビ認定プロフェッショナルは、世界共通のグローバルな資格試験です。

有用性は非常に高いと言えるでしょう。

カラーコーディネーター検定試験(R)

カラーコーディネーター検定試験
引用元:東京商工会議所公式サイト
試験概要 仕事に役立つ実践的な色彩の知識を学ぶことができる検定試験
試験開催機関 東京商工会議所
試験実施場所 全国各地・自宅でも可能
試験実施日 年2回(2024年は6月21日~7月8日・10月25日~11月11日で実施)
試験費用 スタンダードクラス:5,500円

アドバンスクラス:7,700円

※CBT試験で受ける場合は追加で2,200円

カラーコーディネーター検定試験は、東京商工会議所が実施している試験です。

カラーコーディネーター検定試験についてもスタンダードクラスとアドバンスクラスの2種類が用意されています。

スタンダードクラスは、日常から見た色彩に関する基礎的な知識について理解していることが必要です。

さらに、アドバンスクラスではビジネスにおける色彩の活用事例など幅広い知識を持っていることが求められます。

試験対策は、公式テキストが用意されているので、ここまでの資格と同様に独学で進めることも可能です。

できれば、アドバンスクラスまで取得できると今後の仕事の役に立つ可能性が高いでしょう。

CGクリエーター検定

CGクリエイター検定
引用元:公益財団法人 画像情報教育振興協会公式サイト
試験概要 デザインや2次元CGの基礎を始めとした表現に必要な多様な知識を測る
試験開催機関 公益財団法人 画像情報教育振興協会
試験実施場所 20都道府県で実施
試験実施日 年2回(7月と11月)
試験費用 ベーシック:5,600円

エキスパート:6,700円

CGクリエーター検定は、公益財団法人 画像情報教育振興協会が年2回実施している試験です。

この試験は、以下のような表現に必要な多くの知識を測る試験になっています。

  • デザインや2次元CGの基礎
  • 構図やカメラワークなどの映像制作の基本
  • モデリングやアニメーションなどの3次元CG制作の手法やワークフロー
  • 知的財産権の知識

イラストレーター以上に幅を広げて活躍するのであれば、取っておいても損はない試験です。

試験はマークシート形式で20都道府県の受験会場で試験を受けます。

CGクリエーター検定についても、検定に対応した書籍や問題集が販売されているので、独学で学ぶことも可能です。

色彩検定

色彩検定
引用元:公益財団法人 色彩検定協会公式サイト
試験概要 色の基礎から配色技法・専門分野における利用方法などが理解できているかを測る
試験開催機関 公益財団法人 色彩検定協会
試験実施場所 全国で実施

ただし1級2次試験は札幌市・仙台市・東京23区・金沢市・名古屋市・大阪市・広島市・福岡市の8エリア

試験実施日 年2回(6月と11月)

ただし1級は11月の1回のみ

試験費用 3級:7,000円
2級:10,000円
1級:15,000円
UC級:6,000円

色彩検定は、公益財団法人 色彩検定協会が実施している試験です。

文部科学省が後援している検定試験で、色の基礎から配色技法・専門分野における利用方法が学べます。

色彩検定は4つの級があり、それぞれの特徴は以下のようになっています。

特徴(試験内容)
3級 光と色、色の表示、色彩心理、色彩調和、配色イメージ、ファッション、インテリアなど。

色彩に関する基本的な事項を測る。

2級 色のUD、光と色、色の表示、色彩心理、配色イメージ、ビジュアル、ファッション、インテリア、景観色彩など基本的な事柄を理解し、技能を持っている。

3級の内容も理解している必要がある。

1級 色彩と文化、色彩調和論、光と色、色の表示、測色、色彩心理、色彩とビジネス、ファッション、景観色彩などの事柄を十分に理解し、技能を持っている。

3級・2級の内容を理解している必要がある。

UC級 色のユニバーサルデザイン、色が見えるしくみ、色の表し方、色覚のタイプによる色の見え方、高齢者の見え方、色のUDの進め方など。配色における注意点や改善方法を理解している。

3級、2級、1級と徐々に難易度が上がっていき、1級になるとプロとして知識や技術を持っていると認められます。

UC級は、少し内容が異なるので、興味があれば取得しても良いでしょう。

また、全ての級で基本マークシート方式(級によって一部記述もあり)での受験ですが、1級だけ2次試験まであり、1級の2次試験は記述方式(一部実技)となります。

試験の勉強については、学習用のテキストや過去問題集が販売されているので、それらを使って学習を進めることが可能です。

他にもこんな資格がある

ここまでイラストレーターのおすすめ資格について紹介しました。

これだけではなく、他にもイラストレーター向けの試験が出てきています。

一例として、一般社団法人国際じぶんストーリー協会では、「認定お絵かきクリエイター」というストーリーテリングの知識、制作スキルの習得を証明した資格を用意しています。

様々な資格が今後も出てくると予想されるので、イラストレーターとしての仕事の幅を広げたい場合は、常に調べておくと良いかもしれませんね。

独学も含めたイラストレーター資格の学習方法について

ここからは、イラストレーターの資格取得のための学習方法について解説します。

独学でできるものから、通信講座などを使った方が良いものまで一つ一つ見ていきましょう。

独学で勉強する

本記事で紹介した以下の資格については、基本的に独学で学べるようになっています。

  • Illustrator(R)クリエイター能力認定試験
  • Photoshop(R)クリエイター能力認定試験
  • アドビ認定プロフェッショナル
  • カラーコーディネーター検定試験(R)
  • CGクリエーター検定
  • 色彩検定

どの試験についても有料ですが、公式テキストや問題集が購入できるようになっているので、独学で学ぶことが可能です。

しかしながら、IllustratorやPhotoshopに関連した資格の場合は、IllustratorやPhotoshopのデザイン用ソフトが必要になります。

デザイン用ソフトは、学割などを使えば安く購入はできますが、比較的高額になるので注意しておきましょう。

ユーキャンなどの通信教育で学習する

独学で学習を進めるのに自信がない人は通信教育や学校などで学ぶ方法もあります。

通信教育(オンライン)でオススメなのは、以下のサービスです。

  • ユーキャン
  • アドバンスクールオンライン
  • Udemy

それぞれの特徴を見ていきましょう。

ユーキャンは、通信講座の中でも大手の会社です。

イラストレーター用に用意されているコースは以下のようなものがあります。

  • Webデザイン入門コース(Illustrator)
  • カラーセラピスト
  • カラーコーディネート
  • デジタルイラスト

アドビ社が対応しているコースは、Webデザイン入門コース(Illustrator)程度ですが、比較的初心者向けに作られているので、まず学ぶことから始めたい人には向いているかもしれません。

アドバンスクールオンラインは、アドビ社プラチナスクールパートナーに認定されたオンライン講座のスクールです。

IllustratorやPhotoshopに関連した資格試験対策であれば、講座とソフトがセットになった料金プランもあるので、おすすめになります。

Udemyは、様々な通信講座が用意されているサイトです。

とても数多くの講座が用意されているので、場合によっては安価で受けることができる場合もあります。

ただ、ソフトは基本付いていないことが多いので、講座費用に加えてIllustratorやPhotoshopなどのソフトを別途用意する必要があるので注意しましょう。

学校やアカデミーに入って学ぶ

通信講座でもどうにもならない場合は学校やアカデミーに入って学ぶこともできます。

主な学校としては、以下のような場所があります。

  • お絵かきムービー
  • Winスクール
  • パソコン教室アビバ
  • KENスクール

対面での教育を希望する場合で、学校が近くにあれば選択肢の一つとして入れても良いでしょう。

学校であれば、勉強に必要なソフトなども用意されているので、購入が手間に感じる人にも合っているかもしれません。

また、本格的に仕事もしていきたいと考えている方には「お絵かきムービー」がおすすめです。

お絵かきムービーでは本気で取り組みたい人だけを採用するようにしており、企業案件やご自身でのマネタイズなどもサポートしてくれます。

イラストレーターの資格自体はそこまで取得難易度が高いわけではないため、資格保持者よりも経験を優先されることがあります。

そのため「お絵かきムービー」のように、実践経験を積みつつ、在学中に実際に活動することもできる環境がとても大切です。

実際にお仕事にありつけるまでが大変ですが、お絵かきムービーはそこまで一貫して受けられるスクールでなのでおすすめです!

イラストレーターに向いているのはどんな人?

ここからはイラストレーターに向いているのはどのような人なのか、一部紹介します。

これが全てではないのですが、一つでも当てはまるのであれば、イラストレーターとして働いていける可能性があると見て良いでしょう。

絵を描くのが好きな人

最初は何と言っても「絵を描くのが好きな人」です。

絵を描くことが嫌いであれば、そもそもイラストレーターとしての仕事が成り立ちません。

子供の頃から絵を描くことが好きだったといった思いがあれば、イラストレーターの仕事を検討してみても良いかもしれません。

コミュニケーションが上手な人

ここは、どの仕事でも言えることですが、「コミュニケーションが上手な人」です。

仕事である以上、一人で行うものではありません。

チームで仕事を行う場合や、取引先(クライアント)とお仕事をする場合もあります。

チームの仲間や取引先と良好な関係を築くことができなければ、絵を描くことが上手でも仕事としては成り立ちません。

最低限、礼節を持った対応ができれば良いですが、相手と気持ち良くやり取りができるスキルがあれば尚更良いでしょう。

向上心がある人

次に紹介するのは、「向上心がある人」です。

イラストレーターは基本的にIllustratorやPhotoshopなどのソフトを使うことが多いです。

ソフトも常にバージョンアップや機能が追加される場合がありますし、イラストレーター用の新しいソフトがスタンダードになる可能性もあります。

そのため、常に新しい技術や手法を身に付けようとする向上心を持っていることが必要です。

スケジュール管理ができる人

4つ目は、「スケジュール管理ができる人」です。

当然のことですが、仕事である以上、納期や期限があります。

自身の経験やスキルを考慮し、ある程度計画的に仕事を進める能力が求められるので、スケジュール管理ができることも重要です。

納期を守れないことは、チームの仲間やクライアントの信用を失うことにも繋がってしまう恐れがあります。

自発的に行動ができる人

最後は、「自発的に行動ができる人」です。

フリーランスやチームで活動していると、取引先やチームの仲間が困っているケースが出てくることでしょう。

そういった時に自発的にサポートできると、皆さんへの信頼が上がります。

信頼が上がると、より高額な仕事を貰えたり、チームを管理する立場に昇進し給料が上がったりする可能性が出てきます。

また、仕事がない時に、仕事を提案できるようになるとさらに皆さんの評価が上がるかもしれませんね。

イラストレーター資格で就職や収入アップが可能?

ここからは、イラストレーター資格で就職や収入アップが可能か説明します。

どのような仕事ができるかなど紹介していくので、確認してみましょう。

どのような会社や仕事があるのか?

イラストレーターの資格を得ることで、以下の作品作成のお仕事ができる可能性があります。

  • 小説の挿絵
  • 雑誌の表紙
  • スタンプ
  • ポスター
  • 商品パッケージ
  • アニメーション動画制作

他にもWebデザインや広告の作成などのお仕事もあり、キャリアを重ねて、アートディレクターやグラフィックデザイナーへ転身することも可能です。

会社であれば、一般的にデザインやゲーム会社、広告などの制作会社への就職になるでしょう。

フリーランスとして活動も可能

同じような仕事でフリーランスとして活動することも可能です。

主婦などの時間がない方にとっては副業として活躍できるかもしれません。

フリーランスの場合は、今までの人脈を活かして仕事を受注したり、以下のようなクラウドソーシングサイトで仕事を受注して稼ぐことになります。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • SKIMA
  • シュフティ
  • ココナラ

色々登録してみて、自分に合ったサイトで仕事をすると良いでしょう。

ただ、上記のようなクラウドソーシングはライバルも多いため、受注までに時間がかかったり、安価な報酬だったり、単発のお仕事になったりすることがあります。

何でもいいから仕事をしたいという気持ちもわかりますが、お絵かきムービーのように企業と繋がれるチャンスを活かして受注できるようになると、フリーランスでも安定した収入も見込めます。

他にも企業やお店のファンを作るお手伝いもできる

状況次第で、イラストレーターは企業やお店のファンを作るお手伝いもできます。

一例として、お絵かきムービーという、手書きで描いた絵をムービーにしたものをサイトのトップページで公開したところ、売上がアップしたお店があったという報告も確認できました。

イラストレーターになると、広告の作成やWebデザインの案件があるので、企業やお店の売上に大きく貢献できるかもしれません。

イラストレーターは、皆さんがサービスや商品に込めた思いを見てもらえるやりがいのある仕事と言えるでしょう。

イラストレーター資格取得の際の注意点

最後にイラストレーター資格取得に当たって、注意してほしいことをいくつか紹介します。

イラストレーターとして活動する前に、一読して頭に入れておきましょう。

資格があれば即収入に繋がるとは限らない

本記事で紹介した資格が取得できれば、即収入に繋がる訳ではありません。

イラストレーターとして稼いでいくためには、人間関係の構築・スケジュール管理・デザイン力なども必要です。

そのため、資格を取って稼ぎに即繋がらなくても、絵を描くことが好きなら、ある程度継続して頑張ってみましょう。

自分のキャリアをしっかり考えよう

単純にイラストレーターと言っても、様々な案件や、お仕事ができる会社があります。

イラストレーターになってからのキャリアも考えておくようにしましょう。

ある程度キャリアの方向性を決めておくことで、効率よくスキル取得や仕事に集中することができます。

学ぶ場所は慎重に選ぼう

資格取得のために学ぶ場所を選ぶことも重要です。

紹介した資格はほぼ独学で取得できますが、なかなか資格取得してもその後の仕事が上手くいかないなどもあるかもしれません。

資格取得だけの学習で良いのか、それともその後のキャリアもサポートしてくれる場所が良いのか、自分の性格や能力を考慮して選ぶようにしましょう。

また、イラストレーターとして学ぶ場所の一例として、一般社団法人 国際じぶんストーリー協会が運営している「クリエイターズアカデミー」もあります。

お絵かきクリエイターとして必要な知識と技術を学び、稼いでいる人もいるので、興味がある人は詳細を確認しても良いかもしれませんね。

イラストレーター資格まとめ

本記事では、イラストレーターのおすすめ資格や学習方法などについて紹介しました。

主な要点は以下の通りです。

  • 資格が無くてもイラストレーターとして活動可能だが、あった方が望ましい
  • Illustrator・Photoshopの資格や色彩検定など多種多用なおすすめ資格がある
  • 学習は独学でも可能だが、自信がないなら通信教育やスクールで学ぶのもあり
  • 資格だけでは稼げないのでコミュニケーション力など仕事のスキルも必要
  • イラストレーターは企業勤めかフリーランスで働くのがメイン

あなたもイラストレーターに興味を持ったら、どのような資格があるか確認してみてはいかがでしょうか?