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イラストレーターとして成功するには、ただ依頼を待つだけでなく、積極的に営業活動することも必要です。

営業方法は企業に直接訪問する方法や、SNSを使った方法、自分のWebサイトを作るなど様々。

イラストレーターを始めたばかりの方は特に、どんな営業をすれば仕事獲得に繋がるか分からない方も多いでしょう。

本記事ではどんな営業方法があるのか、営業メールのテンプレなど詳しく解説します。

自分に合った方法で営業活動をしてイラストの仕事を獲得していきましょう!

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イラストレーターの営業とは?

イラストレーターに営業が必要な理由は、自身の知名度が上がり仕事を獲得するチャンスが増えるからです。

しかし営業職の経験がない限り、どんな営業をすれば良いか分からず悩んでいる方がほとんどでしょう。

営業には様々な方法があり、人によって向き不向きもあります。

まずは自分でも実行できる営業方法を見つけて、チャレンジしてみましょう。

営業の重要性

イラストレーターとして成功している人の特徴は、自分のイラストを売り込む力がある人です。

どれだけ良いイラストが描けても、そのイラストを他の人に知られなければ依頼には繋がりません。

そもそも募集されているイラストレーターの案件も多くないので、いかに自分のイラストの良さをプレゼンできるかが、仕事獲得の鍵となるでしょう。

営業活動の種類

主な営業活動の種類は以下の9種類です。

  • 企業に訪問して営業する
  • イベントに自分の作品を出展する
  • 様々な業界の人が集まる交流会に参加する
  • クラウドソーシングを活用する
  • エージェントを活用する
  • SNSを活用して拡散する
  • コンテストに応募する
  • 自分のWebサイトを立ち上げる
  • DMを送って営業する

直接人と対面して営業する方法や、インターネットを活用する方法など豊富に種類があります。

全ての方法を試してみるのも良いでしょう。

しかし、営業をすればすぐに仕事が舞い込んでくるとは言えません。

根気よく続けることで仕事に繋がりますので、無理せず自分に合った方法を見つけることが大切です。

営業で得られるメリット

営業で得られる1番のメリットは「自分の事を知ってもらえる」ことです。

その時仕事を貰えなかったとしても、自分の事を知ってもらえれば、後々依頼に繋がることもあります。

イラストレーターの営業するための準備

営業をする前には以下の準備をしましょう。

  • ポートフォリオを作成する
  • ターゲットを設定する
  • 営業用の資料を作成する

イラストの仕事を得るには「自分のイラストがどんなものか」「他のイラストレーターとは違う強み」などをプレゼンする必要があります。

魅力を最大限アピールできるよう、準備は入念に行いましょう。

ポートフォリオ作成

ポートフォリオとは「作品集」のことです。

今まで自分が描いてきたイラストや、これまで受けてきた依頼の実績などを掲載しましょう。

「人物」や「動物」、「背景」や「小物」など色んなイラストを載せておくと、仕事を依頼する側のイメージが湧くので、仕事に繋がりやすくなります。

また、これまで受けてきた依頼のサンプルイラストや、実績もあれば載せましょう。

制作までの過程やコンセプトなどの説明も添えると、より自分の意図が伝わります。

ターゲット設定

誰彼構わず営業するのではなく、自分の絵柄とマッチするターゲットを設定することも大切です。

例えばゆるキャラのような可愛いイラストを描く人が、アメコミタッチのイラストを求める企業に売り込んでも、声を掛けられる可能性は少ないですよね。

自分のイラストが刺さるターゲットを考えながら営業先を設定すれば、効率よく仕事を獲得できるでしょう。

営業資料作成

ターゲットを設定したら、営業先に向けた資料を作成しましょう。

  • 自分のイラストがどんな企画で使えるか
  • 他のイラストレーターにはない強み
  • 料金設定

ポートフォリオと似ていますが、より営業に特化した資料を作成すると仕事に繋がりやすくなります。

自分のイラストで営業先にどんな貢献ができるのかなど、あなたのイラストを使いたいと思ってもらえる資料作りをしましょう。

イラストレーターの営業方法(オフライン)

人と対面して営業するオフラインの営業方法は以下の表の通りです。

営業方法 特徴 メリット
訪問営業
  • 電話やメールでアポを取り対面で営業する
  • コミュニケーション能力が必要
  • 明確に自分の強みを伝えられる
イベント出展
  • クリエイターが集まるイベントに自分の作品を出展する
  • 出展する為の費用や準備時間が必要
  • 自分の好きなイラストで勝負できる
  • その場で相手の反応を見れる
  • ブランディング能力が身に付く
交流会
  • 同じイラストレーター同士で集まって交流する
  • 企業主催のパーティーやSNSで通じて知り合うなど色んなパターンがある
  • 横のつながりができて人脈が広がる
  • 仕事を紹介してもらえる場合がある

次からオフライン営業の特徴やメリットについて詳しく確認していきましょう。

訪問営業

訪問営業は実際に企業に出向き、対面して営業を行う方法です。

訪問営業をする際は、必ず事前に電話やメールで連絡しましょう。

いきなり訪問すると迷惑になりかねませんし、会ってくれない可能性もあります。

アポが取れたら訪問して、自身の作品について思う存分アピールをしましょう。

訪問営業は営業先の方と対面で話すので、コミュニケーション能力が必要になります。

対面で話すことに慣れていないと難しいかもしれません。

しかし、対面で話せるからこそ、自分の考えやアピールポイントが誤解なく明確に伝えられます。

営業職の経験がある方やコミュニケーションに自信がある方は、訪問営業がおすすめです。

イベント出展

引用:クリエイターEXPO公式サイト

色んなクリエイターが集まるイベントに、作品を出展してアピールする方法です。

どんなイラストを描くか、どんな商品を売るかは自分次第。

自分の描きたいイラストで顧客を獲得することもできます。

イラストレーターが参加できるイベントは毎年定期的に行われており、代表的なものは以下の表の通りです。

イベント 特徴
クリエイターEXPO
  • その場で直接商談ができる
  • イラストや写真、音楽など幅広いジャンルのクリエイターが集まる
  • 無料カンファレンスで最新のトレンドが学べる
デザフェス
  • オリジナルなら無審査で出展できる
  • プロ・アマチュア問わないので参加しやすい
  • アジア最大級のイベント
ギフトショー
  • 来場者のほとんどが卸売や百貨店のバイヤー
  • 業者が対象の商談がメインの目的
  • 個人事業主や法人登記後3年未満が出展するには出展推薦状の提出が必要

イベントはクリエイターが集まるだけでなく、様々な業界の方が訪れているので自身のイラストを気に入ってもらえれば依頼にも繋がります。

しかし、出展するには参加費用や商品を作成する準備費用などまとまったお金が必要になります。

準備には時間もかかりますので、1週間前に思い立ってイベントに出展!という訳にはいきません。

イベント出展は、時間やお金に余裕のある方におすすめの営業方法です。

交流会

イラストレーターやデザイナー、ライターなどクリエイターが集まる交流会に参加し人脈を広げる営業方法です。

他のイラストレーターと知り合う事で情報交換ができることはもちろん、横の繋がりができることで仕事を紹介してもらえるチャンスも増えます。

交流会を見つけるにはインターネットで検索しましょう。

検索すると、小規模な交流会から企業が主催する大きな交流会までたくさん出てきます。

いきなり交流の場に行くのは緊張する…と思う方もいるでしょう。

しかし、小規模の交流会であれば比較的フランクに話せる事が多く、周りもクリエイターばかりなので話が盛り上がること間違いなしです!

イラストレーター仲間を増やしたいという方におすすめの営業方法です。

イラストレーターの営業方法(オンライン)

対面せず営業をするオンラインの営業方法は以下の通りです。

営業方法 特徴 メリット
クラウドソーシング
  • 募集されている案件に直接応募する
  • プロフィールを見てクライアント側から依頼が来る
  • 単価が安め
  • 実績を作りやすい
  • イラストレーター未経験でも仕事ができる
エージェント活用
  • クライアントとの間に立って仕事の紹介をしてくれる
  • ある程度の実績がないと仕事を貰えない
  • 高単価の仕事が多い
  • 報酬や作業のトラブルが起きずらい
SNS活用
  • 自分の描いたイラストをアップして知名度をあげる
  • 拡散力がある
  • 気軽に依頼が受けやすい
  • 営業先と繋がりやすい
  • 好きなイラストを発信できる

次からオンライン営業の特徴やメリットを詳しく確認していきましょう。

クラウドソーシング

引用:クラウドワークス

クラウドソーシングとはインターネットを介して案件に応募したり、クライアントから依頼してもらえるサービスです。

クラウドソーシングでは、比較的イラスト案件の募集も多く、自分の絵柄に合った案件を見つけることもできます。

代表的なクラウドソーシングサイトは以下の2つです。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ

どちらも国内大手のクラウドソーシングサイトなので、案件数やサポートが充実しています。

クラウドソーシングは未経験や初心者歓迎の案件もあるので、実績を作るために活用するのもおすすめです。

自分のプロフィール設定を充実させれば、クライアント側から依頼を貰えることも。

単価の低い案件も多いですが、自ら営業するのは難しいという方はクラウドソーシングを活用しましょう。

エージェント活用

エージェントとは、あなたとクライアントの間に入って仕事を紹介してくれるサービスのことです。

イラストの仕事が多い大手エージェントサイトは、以下の表の通りです。

エージェントサイト 特徴
マイナビクリエイター
  • 業界最大級の求人数
  • Web・ゲーム業界出身のキャリアアドバイザーからのサポートが受けられる
レバテッククリエイター
  • クライアントとの単価交渉など営業代行を行ってくれる
  • フリーランスによる企業への評価が見れる
クラウドテック
  • リモート案件が豊富
  • 専任アドバイザーによるサポートが充実している
Geekly
  • 利用者の81%が年収アップに繋がっている
  • 求人マッチング率が高い

エージェントサイトに登録したら、まず行うことは担当者と面談。

どんな仕事をしたいのか、給料や業務時間の条件など細かく伝えれば、担当者が仕事を紹介してくれます。

しかし、エージェントでは実績がない方は仕事を紹介されづらい傾向にあります。

実績はあるけど、企業と契約して安定して更に稼げるようになりたいという方はエージェントサイトを利用しましょう。

SNS活用

SNSや動画投稿サイトを使って自分のイラストを発信する営業方法も効果的です。

近年SNSを活用している人は大勢居て、新しい情報を知るのもSNSからの情報が大半。

下記のグラフは令和5年度のSNS利用率です。

引用:総務省情報通信政策研究所

10代から50代までのInstagram使用率は50%を超えており、幅広い年代がSNSを利用していることが分かります。

また、YouTubeの使用率は全年代を通して利用率が高いことも分かっています。

SNSや動画投稿サイトの拡散力はとても高いので、上手く活用すればイラストの知名度を上げられるでしょう。

最近ではSNSを活用している企業も多いため、より気軽に営業することも可能です。

SNSはユーザーと近い距離感で交流することができるのもメリットですので、積極的に交流して顧客を獲得していきましょう。

イラストレーターの営業方法(その他の営業方法)

その他の営業方法は以下の通りです。

営業方法 特徴 メリット
コンテスト応募
  • 企業が主催するコンテストに応募する
  • 長期の仕事を獲得できるとは限らない
  • 受賞すれば実績になる
  • 審査員からの評価が聞ける
  • 他の参加者から刺激を貰える
自分のWebサイト
  • ポートフォリオ代わりになる
  • 運営に費用がかかることがある
  • クライアント側が連絡を取りやすい
  • 誰でも閲覧できて常に営業できる
DM営業
  • 紙媒体を使った営業方法
  • 個展やイベントを開く際に顧客に向けて宣伝する
  • 費用がかかる
  • 電子メールよりも読んでもらいやすい
  • 特別感が出せる
  • 一度に多くの人へ宣伝できる

次からその他の営業の特徴やメリットについて詳しく確認していきましょう。

コンテスト応募

企業が主催するイラストのコンテストは数多く存在しています。

コンテストに応募して受賞できれば、自身の実績にもなるので更に今後の活動に役立ちます。

受賞したら必ず長期的な仕事を依頼されるとは言えませんが、企業に自身のイラストを知ってもらえるチャンスにはなるので、気になるコンテストがあれば応募してみましょう。

また、コンテストでは審査員からの評価やフィードバックを貰えます。

イラストスキルをアップする為の参考にもなりますので、自分のレベルを知りたいという方にもおすすめです。

自分のWebサイト

自分のこれまでの作品やプロフィールを掲載するWebサイトを立ち上げることも営業の1つです。

Webサイトはポートフォリオ代わりにもなり、クライアントからも信用されやすくなります。

また、サイト内にお問い合わせフォームを作っておけば、クライアントが連絡を取りやすくなるので、仕事にも繋がります。

しかし、サイトの運営には費用が掛かることがほとんどなので、初期費用を用意してから立ち上げることをおすすめします。

DM営業

DM営業とは紙媒体で顧客に宣伝する営業方法です。

DMがよく使われるのは、自身が個展を開く時やイベントに参加する時で、宣伝の細かい内容やデザインを自分で決めて印刷し、郵送します。

すでに顧客がいる場合でしか使えない営業方法ですが、アナログな方法だからこそ特別感があり、見てもらいやすくなるでしょう。

印刷代など費用はかかってしまいますが、狙ったターゲット層に対し、一度に多くの宣伝ができるのもメリットです。

イラストレーターの営業メール例文

まずは営業メールを送ってみよう!と意気込んだものの、営業職の経験がないと何を送ればいいか分からない方も多いのではないでしょうか?

メールを作成するときは、以下の項目を入れて送るのが一般的です。

  • 簡単な挨拶と自己紹介
  • 自分のイラストの特徴
  • WebサイトやポートフォリオのURL
  • 連絡先
  • 対面で話したい場合はその旨を伝える

ここからは実際に送る際のテンプレートを、シーン別でご紹介していきます。

初めての営業メール

初めて営業メールを送る際のテンプレートをご紹介します。

件名:〇〇のイラストに関するご提案 イラストレーター〇〇株式会社〇〇 ××担当さま
突然のご連絡、失礼いたします。
イラストレーターとして活動している〇〇(名前)と申します。
○○(簡単な経歴があれば)などで仕事をしています。
ぜひ御社とお仕事できればと思い、ご連絡させていただきました。○○や○○のイラストが得意で、○○も得意です。
よろしければWebサイトをご覧いただけますと幸いです。

URL:

最後までお読みいただきありがとうございます。
ご機会ありましたら、その際は何卒よろしくお願いいたします。

名前
TEL:
Email:

初めて営業メールを送る際は、簡潔に分かりやすく要件を伝えるよう心がけましょう。

ですが、あまりにも内容が薄いメールはNG。

自分のイラストを使えば、営業先にどんなメリットがあるのかなど、クライアント側に寄り添った内容にすることが大切です。

提案後のフォローアップメール

提案後のフォローアップメールのテンプレートをご紹介します。

件名:ご面談のお礼 イラストレーター〇〇株式会社〇〇 ××担当さま
いつもお世話になっております。
イラストレーターの○○です。
本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
何かご要望やご質問などありましたら、お気軽にお申し付けください。
より一層精進してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
メールにて大変恐縮ですが、取り急ぎお礼申し上げます。

名前
TEL:
Email:

フォローアップメールとは、営業先とより良い関係を築く為のメールのことです。

実際に面談時間を作ってくれた事に対するお礼や、営業先の疑問や不安に答える内容が一般的。

営業後も自分の存在を覚えておいてもらえるように、フォローアップメールは忘れず送りましょう。

受注後の感謝と今後の協力依頼

受注後の感謝と今後の協力依頼のテンプレートをご紹介します。

件名:〇〇受注のお礼 イラストレーター〇〇株式会社〇〇 ××担当さま
取り急ぎ、お礼のメールを差し上げます。
この度はご発注をいただき誠にありがとうございます。
貴社のご期待に沿えますよう、誠実に対応させていただきたいと思います。
納期など詳細につきましては、あらためてご連絡いたします。
ご不明な点、ご質問等ありましたら、お気軽にお申し付けください。どうぞ今後ともよろしくお願いします。

名前
TEL:
Email:

依頼を受注した後は、なるべく早くお礼のメールを送ることを意識しましょう。

しかし、急ぐあまり誤字脱字が多いメールになってしまうと、今後仕事を依頼していいのか不安を与えてしまいます。

丁寧かつ、テンプレートを引用しすぎない気持ちの伝わるお礼メールを作成することが大切です。

イラストレーターの営業における注意点

イラストレーターが営業をする際は以下のことに注意しましょう。

  • 契約内容を確認する
  • 安易な値引きに応じない
  • クライアントとのコミュニケーションを綿密に
  • 著作権侵害に注意する
  • 過度な期待や依存をしない

契約内容や値段交渉など、真面目な話は難しい…と感じる方もいるかもしれませんが、適当にやり取りするのはトラブルの元です。

自分を守る為にも営業の際の注意点を守り、制作に取り組みやすい環境を作りましょう。

契約内容をしっかり確認

契約内容の確認は、仕事をする上で入念に確認しておくべき項目です。

細かく確認しておかないと、仕事が始まってからクライアントとの認識にズレが生じ、トラブルが発生します。

特に確認しておくべき項目を表にまとめましたので、ぜひご参考ください。

項目 確認・注意すべき点
依頼内容
  • 自身のイメージとクライアントのイメージにズレがないか
  • 何度も修正を繰り返さないよう細かい情報共有が大切
サイズ
  • 指示されたサイズが自身の制作環境で対応できるか
  • サイズを指示された場合は解像度の確認も必要
スケジュール
  • 依頼の詳細が分かる日やラフ画、着彩などそれぞれの期限
  • 無理なスケジュール設定になっていないか
  • チェックにどのくらいの時間を有するか
納品形式
  • 求められているデータ形式が自身の制作ソフトで対応できるか
使用用途
  • どんな企画に使用されるか、どのくらいの期間使用されるのか
  • 二次利用される予定はあるか
  • 報酬を決める基準になるため、細かい確認が必要
実績公開の可否
  • イラストを載せていいのか、制作した事実を公開していいのか
  • 確認せず実績公開すれば守秘義務違反に問われる可能性がある
著作権の譲渡
  • 悪用される場合もあるため、基本的に著作権は譲渡しない方が良い

こんなにも確認したら、クライアント側が面倒に感じるのでは?と思う方もいるかもしれません。

ですが、契約内容の確認はトラブルの発生を防いだり、自身を守ることに繋がります。

仕事が無くなることを恐れてあやふやにしないよう、しっかり確認しましょう。

安易な値引きには応じない

イラストレーターを始めたばかりの方や実績が少ない方に対し、安易な値引きを提案するクライアントも稀に存在します。

ある程度クライアントに寄り添うことも大切ですが、簡単に値引きを承諾してしまうと、今後も低い報酬で依頼されてしまうことも。

特に、作業量と見合っていない値引きには応じないことが大切です。

提示された金額が見合ってるか分からない時は、完成までにかかる作業時間を予測して、時給換算すればイメージしやすくなります。

クライアントとのコミュニケーションを綿密に

イラスト制作は、クライアントから細かく指示を聞き、作業を進めていきます。

クライアントが、どんなイラストを求めているのか正確に理解する必要があるので、コミュニケーションは綿密に行いましょう。

また、しっかりコミュニケーションを取ることは信頼にも繋がります。

今後も継続して依頼してくれるかどうかにも関わりますので、クライアントとのコミュニケーションは大切にしましょう。

著作権侵害に注意

イラストを制作する上で気を付けるべきことは、著作権の侵害についてです。

許可なく元々あるイラストに酷似したイラストを描くことはもちろん、参考にした資料が原因で著作権侵害に問われることもあり得ます。

著作権侵害は、自分だけでなくクライアントにも迷惑がかかってしまい、信用問題にも関わります。

自身のイラストが著作権侵害に値していないか、今一度確認しましょう。

過度な期待や依存をしない

イラストの仕事を獲得するのに営業することは大切ですが、営業すれば確実に仕事を貰えるというわけではありません。

過度に期待をして営業活動に依存してしまうと、仕事を貰えないことに挫折してしまいます。

営業はあくまでも1つの手段として根気よく続けて、イラストスキルの向上にも時間をつかいましょう。

イラストレーターの営業におけるよくある質問

イラストレーターの営業に関する、よくある質問について詳しく解説していきます。

営業メールを送っても返信が来ないのですが、どうすればいいですか?

営業メールの返信が来ない場合は、以下の点を意識したメールになっているか確認しましょう。

  • 薄い内容になっていないか
  • 分かりやすい件名になっているか
  • クライアント側のメリットを書けているか
  • 連絡先を明記しているか
  • 誤字・脱字・言葉遣いに間違いはないか

営業メールは、いかにクライアントに寄り添った文章を書けているかが大切です。

実際に自分がクライアント側だった場合、どんな文章だったら好印象になるのか想像しながら作成すると良いでしょう。

ただ、営業メールは返信が来ること自体珍しいと言えます。
何十通送っても返信が来ない人もいるので、あまり期待はせず、無理のない範囲で送り続けてみましょう。

自分の作品に自信がないのですが、営業活動をするのはまだ早いでしょうか?

自分の作品に自信がない人こそ、営業活動はおすすめです。

営業によってたくさんの人に知ってもらえれば、あなたのイラストを求めるクライアントと出会えるチャンスも増えます。

ただイラストを描いて待っているだけでは、自分の存在を知られることもなく、自信をなくしていく一方です。

まずは根気強く営業をして、自身のイラストを求めてくれる人を探してみましょう。

また、コンペなど営業方法によってはイラストを評価してもらえることがあります。

積極的にコンペなどに応募して、自分のイラストスキルの向上に活かすのもおすすめです。

報酬の交渉はどうすればいいですか?

報酬のやり取りで、「高く設定しすぎてるかも…」「提示された金額が低すぎるけど言えない…」と悩むこともあるかと思います。

報酬の交渉をスムーズに行うために、料金表を設定しておくことをおすすめします。

以下の表は料金表の例ですので、ぜひ参考にしてみてください。

 

基本料金 人物追加(1人ごと) 背景や小物追加 商用利用
SNSアイコン ¥5,000 ¥5,000 ¥1,000 ¥5,000
立ち絵 ¥7,500 ¥7,500 ¥5,000
一枚絵 ¥20,000 ¥20,000 ¥5,000
デフォルメキャラ ¥3,000 ¥3,000 ¥1,000 ¥5,000

料金表をあらかじめ設定してクライアントにも提示しておけば、低く見積もられすぎず自分の納得できる報酬で取引できます。

相場が分からないという方は、日本イラストレーター協会が公開している相場を参考にしてみましょう。

他にも、フリーランスのイラストレーターで料金表を公開している方や、相場を公開しているクラウドソーシングサイトがありますのでご参考ください。

まとめ

イラストレーターとして成功するには、営業活動を行い自分の存在を知ってもらうことが大切です。

営業方法は訪問営業や、クラウドソーシングサイトの活用、Webサイトの作成など様々。

1つの営業方法にこだわらず、自分に合った営業方法でアプローチしていきましょう。

営業すればすぐに仕事に繋がるというわけではありませんので、仕事に繋がればラッキーぐらいの気持ちで根気よく続けることが大切です。

結果がすぐに出ないと心が折れてしまうかもしれませんが、営業活動を続けていれば、仕事を獲得できるチャンスは訪れます。

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  • 絵を使った仕事ってどんなの?
  • 絵でどれくらい稼げるの?

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