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副業が一般的になってきた現代で、新しい資格取得に挑戦し副業を始めてみたいと思う方も多いのではないでしょうか。

特にコロナウィルスの感染拡大とともに自宅からも働くことのできる職業を中心に、副業を考え始める方が増えています。

そこで今回は、副業を始めるにあたってどんな資格がおすすめなのか、また資格取得後にすぐにお金になる資格があるのかなど、専門職に特化した資格なども併せて紹介していきます。

以下のような悩みを持った方はもちろん、「副業を始めてみたけど資格は必要なの?」と迷いがある方にも読んでいただきたい内容です。

  • 副業を始めたいけど、資格は必要?
  • 副業でおすすめの資格を知りたい
  • 自宅でできる副業があれば知りたい

本記事を読んで、副業の資格に興味を持っていただければ幸いです。

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資格取得のメリット

資格取得をすることで、以下のようなメリットが生まれます。

  • 収入アップ
  • 仕事の幅が広がる
  • 信頼度向上

資格を取得しておくことで収入のアップに直接的に繋がったり、仕事の幅が広がったりと特にビジネスの場面で多くのメリットが生まれます。

資格取得をするメリットについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

収入アップ

多くの方が資格取得を行う理由として、収入アップが関係しています。

単純に資格を取得したことでスキルが上がり、給与がアップすることに加えて、国や企業からの補助金を受けることができる資格もあります。

国や会社の指定する資格を取得することで、現金支給が毎月受けられる「資格手当」を行っている企業もたくさんありますね。

副業を始める上でも資格があると、スキル証明ができ未経験者よりも働く段階から給与が多くもらえるケースも考えられるでしょう。

このように資格取得には収入アップといった目に見えた成果が発生する効果があるため、取得を目指す方が多いです。

仕事の幅が広がる

資格取得で仕事の幅を広げることも可能です。

プラスのスキルを身につけ、挑戦したかった職種に挑戦することができるようになり、今後の仕事を選ぶ幅が格段に上がる可能性があります。

また社内業務の幅を広げることにも役立ちます。

例えば、経理の補助スタッフが簿記やFP(ファイナンシャルプランナー)の資格取得をすることで、社内でのステータスアップにも繋がり、業務の幅を広げることに繋がるでしょう。

このように資格取得は転職や副業だけでなく、社内でのスキルアップや昇給にも影響を与えることができるのです。

信頼度向上

資格取得をすることで、特定の業務や分野に関して正しい知識を持っている証明となり、信頼度の向上を狙うことができます。

資格取得は企業や周囲から信頼を得られる目に見えた証明になるため、先述した収入アップや仕事の幅を広げることができるきっかけにもなるでしょう。

信頼度を高め、難易度の高い案件(=高単価の案件)を請け負うことができるようになるので、副業を始めるにあたっても資格取得は大きなメリットになります。

在宅でも可能な副業資格5選

資格を取得することで、信頼や仕事の幅が広がることがわかりましたね。

信頼度が上がり仕事の幅が広がることで、副業で働ける領域も広くなります。

特に在宅で副業をしたいと考えている方には、資格取得は特におすすめです。

コロナウィルスの感染拡大以降、通勤をしなくてもパソコン一台で完結できる仕事がぐんと増えました。

中でも今から紹介する以下は、在宅で完結できる職種として注目されています。

  • Webライター
  • Webデザイナー
  • オンライン秘書
  • 翻訳家
  • オンライン講師

それでは上記に紹介した職種がなぜおすすめなのか、どんな資格があるのかを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

Webライター

初心者でも始めやすいのが、Webライターの仕事です。

Webライターとは、文章を書いて収入を得る人のことをいい、特に書いた文章をWeb(インターネット)で公開している方を指します。

Googleなどの検索プラットフォームでの検索情報を支え、情報を発信する仕事です。

ライターは「誰でもなれる」という認識をしている方も多いですが、記事の権威性や信頼性を損なう誤った情報を流すことができないため、以下のような様々なスキルを必要とします。

  • 情報収集能力
  • 文章力
  • SEO知識
  • コミュニケーション能力
  • タスク管理能力(納期の管理)

Webライターになるための特定された資格があるわけではありませんが、上記のスキルを証明するWebライティング技能検定やWebライティング能力検定などが存在します。

ライターを目指しての資格取得は、知識を深めたりスキルアップのためや、知識の裏付けのようなものなので、資格取得を優先するというよりは実力で勝負している方が多い印象です。

特に文章を書くのが好きな方、新しい知識や情報を調べることが好きな方にWebライターの仕事がおすすめです。

Webデザイナー

Webデザイナーも、在宅でできる人気の高い副業です。

Webデザイナーとは、クライアントから依頼されたWebサイトのデザインや制作を行う仕事になります。

Webデザイナーを目指す方におすすめできる資格は以下です。

  • ウェブデザイン技能検定
  • Webクリエイター能力認定試験
  • アドビ認定プロフェッショナル
  • Photoshop(R)クリエイター能力試験
  • Illustrator(R)クリエイター能力認定試験

Webデザイナーの仕事は案件の大きさや人によって異なりますが、主にWebサイトの企画・構成・デザインを担当します。

資格を持っていることで確実に仕事が手に入るという職業ではなく、こちらもご自身の今までの成果物を証明するポートフォリオなどが役立ってくることが多いです。

基本的にはPC上のアプリを使い業務を行うため、完全在宅でも可能な仕事です。

オンライン秘書

これまで対面での業務が多かった秘書の仕事ですが、昨今ではオンラインでの秘書業務が人気を集めています。

以下のリストにある一般的な秘書業務が、インターネット上で完結するイメージを持っていただくとわかりやすいかと思います。

  • メールや電話でのクライアント対応
  • オンライン上でのスケジュール管理
  • 会議室利用や会食時の予約・管理

常にオンラインでの管理となるため、オンライン上でも円満にコミュニケーションを図る能力や、困っている事などをしっかりと文字に起こして解決していく能力も求められます。

また自分のスケジュール管理と併せ、上司のスケジュール管理も行うため、高い管理能力を必要とする仕事です。

オンライン秘書も特定の資格が必ず必要ということはありませんが、有名な秘書検定よりも「オンライン秘書検定」という資格が存在するためそちらの取得がおすすめです。

翻訳家

翻訳家とは、様々な文書、例えばニュース、ビジネス文書、法的文書やマニュアルなどを、外国語から日本語、日本語から外国語に書き言葉で訳す仕事です。

翻訳種類には主に以下3つに分類されます。

  • 実務翻訳(産業翻訳)
  • 出版翻訳
  • 映像翻訳

翻訳家は高い語学能力はもちろんのこと、文脈に応じて適切な翻訳を行う必要があるため、日本語の豊富な語彙力や様々な表現力も必要とします。

また高い語学力だけでなく、文化の違いや社会に対して深い理解を持つ必要もあるでしょう。

新しい知識や技術に関心を持ち、知識・スキルともに常にアップデートしていく意欲のある方に向いている仕事です。

翻訳家になる為の特定の資格はありませんが、語学力は必須になるため英検1級やTOEICなど語学力証明になる資格取得をおすすめします。

オンライン講師

オンライン講師も在宅で副業ができることで人気の高い仕事です。

オンライン講師の例を以下に上げました。

  • 英会話講師
  • 学習塾講師
  • プログラミング講師
  • ヨガ講師
  • ハンドメイド雑貨・手芸講師

上記のリスト以外にも様々な種類のオンライン講師が存在します。

自分のスキルを活かしオンライン講師として、在宅で働くことも可能ですね。

オンライン講師にはさまざまな職種があるため、それぞれの職種に合った資格取得を目指しましょう。

専門スキルを活かせる副業資格5選

続いては専門スキルを活かせる副業の資格紹介です。

専門的なスキルがあるが資格がない方や専門職をめざして資格取得を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャルプランナーとは、主に経済的な目標を達成するための生活設計アドバイスを行う仕事です。

顧客の目標に対して、収入、資産、保険、税金など様々な観点から、お金の運用方法などの資産設計のアドバイスをしていきます。

ファイナンシャルプランナーの資格には民間資格と国家資格があり、ファイナンシャルプランナーを目指すほとんどの方は国家資格を選ぶことが可能です。

国家資格の種類は以下3種あり、1級FP技能士が国家資格の最上級の資格となります。

  • 1級FP技能士
  • 2級FP技能士
  • 3級FP技能士

ファイナンシャルプランナーの仕事の特徴として、幅広い知識が吸収できることです。

幅広い視点を持ち生活設計を行う必要があるため、ファイナンシャルプランナーの資格だけでなく年金や税制、住宅ローンなどの専門知識を必要とします。

時には他業種の専門知識のエキスパートの力を借りることも多いため、知識をつけていく中で他分野でも活躍できる人材になります。

宅地建物取引士

宅地建物取引士とは、 不動産契約の内容説明や契約締結など、顧客と不動産の契約を進めていく仕事です。

宅地建物取引士の国家資格を取ることで、土地や建物についての知識のないお客様に対して契約の根幹に関わる「重要事項の説明」や「契約書への記名・押印」を行うことができるようになります。

例えば、以下の重要事項説明です。

  • 登記される権利
  • 建物の敷地の権利・共用部分に関する事項
  • 飲用水・電気・ガスに関する事項
  • 法令による制限の概要
  • 契約解除の説明
  • 損害賠償や違約金の説明

難しい言葉を並べましたが、物件好きには特におすすめしたい職業です。

宅地建物取引士の仕事の中には、価格査定や物件紹介で物件内を細部まで調査する必要があります。

また不動産の契約から契約締結までの間、宅地建物取引士はなくてはならない存在で大きなお金が動く業務だからこそ顧客からの信頼を得られ、達成感を感じられる仕事です。

社会保険労務士

社会保険労務士は、主に労働保険・社会保険諸法令、人事労務管理についての専門家として、企業からの依頼で行政機関への書類発行手続きや提出を代行します。

手続き等の代行以外にも、社会保険や労務に関しての相談・指導を行うことがあります。

社会保険労務士の業務は多岐にわたり、企業、そして労働者から寄せられた疑問や要望にも対応して行くことも多いです。

以下がよくある事例の一覧になります。

企業からの相談
  • 助成金に関して
  • 労働時間・休憩・有給休暇に関して
  • 面接・採用に関して
  • 社内での事故防止に関して
労働者からの相談
  • 不当解雇に関して
  • 退職手続きについて
  • ハラスメントに関して
  • 未払い残業代の請求に関して

企業からの相談だけでなく、労働者が抱える問題・課題についても幅広い分野で質問や相談があることがわかりますね。

社会保険労務士の仕事は幅広い知識と企業や労働者に寄り添うコミュニケーション能力も必要とします。

自分の提言で企業の現状を変えることができたり、労働者の不安や疑問を解決できたときに大きなやりがいを感じる仕事です。

行政書士

行政書士は、日本の法律に基づいた行政手続きや書類作成のサポートや代理を行います。

主な仕事は契約書の作成や確認、法的アドバイスの提供、相続や遺言に関するサポートなどがあります。

例えば、以下のような書類作成のサポートや代行です。

  • 新車を購入した場合の登録手続き
  • 交通事故に関する相談
  • 飲食店や建設業を始める場合の許可手続き
  • 会社設立の手続き
  • 農地・山林に関する相談
  • 外国人の在留資格の更新や変更手続き

行政書士もパソコンや作業スペースがあれば仕事ができるため、資格を活かして始められる副業です。

簿記

簿記の資格を活かして、経理の副業を始めることもできます。

簿記の資格を持っていることで、経理業務だけでなくオンラインの資格取得の講師や会計アシスタントとしても副業が可能です。

簿記の資格は級が分かれていますが、最低でも簿記2級のレベルがあることが基準となるようです。

その根拠として、日本商工会議所で以下のように定義されています。

  • 高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得している
  • 財務諸表の数字から経営内容を把握できる

引用元:日本商工会議所

上記の定義を見ると簿記2級の資格取得者は、「企業の財務諸表の作成ができ、経営内容が把握できる証明」になるため、簿記の資格を活かした副業が行えるのがわかりますね。

細かく複雑な数字が並び難しいイメージがありますが、経営側に直に関わることができるため大きなやりがいを感じる仕事です。

将来性がある副業資格5選

せっかく資格取得をして副業を始めるなら、今後長くスキルが活かしていける職種がいいですよね。

インターネットが急速に発展し、だれでも使えるデバイスが多く出回り、数年後にはAIにほとんどの仕事は奪われてしまうという話も聞くようになりました。

そんな不安になるような声を聞いて、将来性(今後の需要)がある職種を探したいという方も多いのではないでしょうか。

ここでは将来性のある職業や資格を詳しく紹介していきます。

紹介する副業のほとんどはさまざまな業種で活躍できる仕事なので、今後の副業や資格について不安がある方はぜひ参考にしてみてください。

データサイエンティスト

「データサイエンティスト」という言葉を、一度は耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

データサイエンティストは、アルゴリズムや統計など情報科学理論を活用して、データ収集・整理・分析を行います。

データサイエンティストとして活躍するために、取得可能な資格は以下です。

  • データサイエンティスト検定 リテラシーレベル
  • 統計検定データサイエンス(DS基礎/DS発展/DSエキスパート)
  • OSS-DB(Silver/Gold)
  • G検定・E資格
  • データサイエンス数学ストラテジスト(中級/上級)
  • Phython3エンジニア認定基礎試験

また、より実務的なスキルがあることを証明できる資格「データ分析実務スキル検定(CBAS)」も以下の2種のレベルで取得が可能となります。

  • CBASシチズン・データサイエンティスト級(Citizen級)
  • CBAS プロジェクトマネージャー級(PM級)

収集・整理・分析を行ったデータから有益な情報や知見を引き出して、意思決定をサポートする職業です。

データサイエンティストは、どの組織でも決まった業務を遂行するような職種ではありませんが、主に以下の表にある職務を担当することが多いです。

データサイエンティストの仕事が身近に感じられる例を、以下に取り上げてみました。

広告や小売りなどの場合 製造や物流などの場合
  • 販促キャンペーンの効果測定
  • ソーシャルメディアの分析
  • 売上予測
  • 消費者行動や広告効果の予測
  • 品質管理のための検品
  • メンテナンスのための故障予知
  • 配送ルートの最適化
  • 在庫の最適化
  • 物流ネットワークの分析

世の中でビッグデータ(※1)を活用しビジネスに活かしていきたいという動きが大きくなるごとに、データサイエンティストの重要性も高まってきています。

これからさらに多くのデータの生成が行われ、そのデータを収集・整理し活用方法を生み出すデータサイエンティストは、将来性のある資格と言えるでしょう。

※1 ビッグデータとは、日々生成される多様なデータ群のことでメール内容やSNSのコメント、投稿といったデータが大量に蓄積されたものです。

AIエンジニア

AIエンジニアは、AI(人工知能)に学習をさせる機械学習を行い、AIデータの検証、分析を通して制度の高いAIを構築することが主な仕事となります。

AIエンジニアには、大まかに2つの分類に分けることができます。

AIのプログラム開発にかかわる「プログラム分野」と、蓄積されたデータの解析・活用を行う「アナリティクス分野」です。

開発に係るプログラム分野では、自動で掃除するお掃除ロボットや自動運転システムなどの開発分野で力を発揮します。

アナリティクス分野では、AIによって解析されたデータをビジネスの場で役立てたり改善に活用したりすることを目的としています。

AIエンジニアになるためのスキルとして、プログラミング知識、数学的知識、データベースの運用知識などが必要となり、確認しておきたい資格を以下にまとめました。

  • Python3エンジニア認定データ分析試験
  • G検定/E資格
  • AI実装検定
  • AWS Certified Machine Learning-Specialty
  • AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals
  • AI-102: Designing and Implementing a Microsoft Azure AI Solution

とても早いスピードで変化していくので、AIエンジニアのプロとして現場にでてからは、常に最先端の情報技術に触れ技術向上していく姿勢が求められます。

世界的に見ても、幅広い業界で活躍が見込まれる仕事でもあるでしょう。

プログラマー

プログラミングは、今では幼稚園や小学生から学ぶことのできるものになっていますよね。

プログラマーとは、コンピューターを動かすプログラム言語を使い、さまざまなソフトウェアやシステムを作るためのプログラミングを行う仕事です。

有名なプログラム言語では、Python、PHP、C++、Javaなどがあります。

プログラマーになるために必須の資格はありませんが、以下のような資格取得をしておくと能力の可視化や実務に役立ってくるでしょう。

プログラマー全般におすすめ Web系プログラマーにおすすめ Slerk系プログラマーにおすすめ
  • ITパスポート
  • C言語プログラミング能力認定試験
  • 基本情報技術試験
  • 応用情報技術者試験(AP)
  • PHP技術者認定試験
  • Ruby技術者認定試験
  • Python3エンジニア認定
  • ORACLE MASTER
  • マイクロソフト認定試験

言語を学ぶまでに時間がかかったり、難しいと感じる方が多かったりしますが、実際に仕事をする上で喜びの多い職種とも言えます。

エラーの解決や解消などで自ら調べ実装していくことも多いため、解決した時やプログラムが実際に完成したときの喜びは大きなやりがいとなります。

また自ら作ったサイトやシステムが実際に使われているのを見ると、大きな達成感とともに自己成長の実感も感じられる仕事です。

海外のみならず日本国内でもプログラマーが足りていない状況が続いているため、今後も長く需要のある資格ともいえるでしょう。

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアとは、ネット上のクラウドサービスを利用してシステム設計を行い、構築や保守を行うインフラエンジニアの一種です。

クラウドに関する知識はもちろんのこと、サーバーネットワークやミドルウェアの知識が必要不可欠です。

またクラウドサービスは常に進化し新サービスが開発されるため、クラウド技術の発展に合わせ、常に学び続ける姿勢が重要になります。

クラウドエンジニアはクラウドサービスを導入している企業であれば、業界に関係なく需要があり将来性のある仕事です。

クラウドエンジニアに必須の資格はありませんが、以下のようなクラウドサービス認定資格を取得しておくと役立つでしょう。

GCP認定資格
  • Professional Cloud Architect
  • Professional Data Engineer
AWS認定資格
  • Certified Solutions Architect Professional

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアとは、ネットワークやシステムをサーバー構築や運用、またセキュリティに配慮したシステム設計や改善などを行い外部のIT攻撃を未然に防ぐエンジニアの仕事です。

パソコンだけでなくスマートフォンやクラウド環境の活用などで、ネットワークの利用場面が多岐に渡るようになりました。

インターネットを使う場面が増えて便利になった反面、サイバー攻撃などの外部脅威が高度化しており、外部から狙われやすい環境が作られてしまっています。

外部攻撃から内部の情報やシステムを守るのが、セキュリティエンジニアの仕事です。

セキュリティエンジニアの仕事は多岐に渡りますが、以下が主な仕事の一覧です。

  • クライアントのITシステムを把握、必要に応じてセキュリティシステムを企画・提案する
  • セキュリティの強化システムを設計・実装する
  • セキュリティの脆弱性調査
  • セキュリティシステム導入後のテストや保守

セキュリティエンジニアになるための特定の資格はありませんが、以下の資格が面接時にアピールできる資格になります。

Cisco System社の認定資格の一覧です。

CISSP セキュリティエンジニア向けの民間資格として高い評価があるもの
CCNA Security セキュリティエンジニアのための基礎レベル資格
CCNP Security セキュリティエンジニアの上位レベル資格
CCIE Security 最高難易度の国際的にも通用する一流として評価される資格

セキュリティエンジニアとしてのキャリアアップを目指す方は、上記の資格取得を目指すことをおすすめします。

持ってるだけで金になる資格は本当に存在する?

皆さんは、以下のような疑問を抱いたことはありませんか?

  • 持っているだけでお金になる資格はあるの?
  • どんな資格を取得したらよいかわからない
  • 資格取得後はどんな行動が必要なの?

副業で役立つたくさんの資格があるのはわかったけど、今後どうして良いかわからないという方はぜひ読み進めてみてください。

持っているだけで稼げる資格は無い

「持っているだけでお金になる資格はあるの?」と疑問に思う方も多いですが、残念ながら保有しているだけでお金になる資格はありません。

資格は、取得をして活用して初めてお金になります。

スキルを身につけ仕事で活かすことによって、収入アップを叶えることができます。

では自分はどんな資格を取ればいいのか。そんな質問が飛んできそうですので次にあなたがどんな資格を選べばよいのかについて話していきましょう。

ライフスタイルやキャリアプランに合った資格を取得する

取得する資格ですが、まずはあなたのライフスタイルやキャリアプランに合った資格を選ぶことを意識していきましょう。

自分が今後どのような仕事をしたいのか、どういう働き方を理想とするのかを明確に決めてから資格取得に挑むのが良いです。

もし「プランはないけど、将来に役立つ資格が欲しい」という方は、5年後、10年後を見据えて今後伸びてくる業界や需要がある将来性の期待できる資格を選ぶ意識をしてみましょう。

例えば、以下のような業界に関係する資格です。

  • IT業界
  • EC業界
  • 医療・介護・福祉
  • 電子部品・製造業界

そして最も大切なことは、その選んだ資格に興味を持つことができるかということです。

「高収入が得られそうだから」「人気があり、需要があるから」という理由だけで選ぶのは危険です。

あなた自身が興味のある分野を選ぶことも意識して、焦らず決めていきましょう。

資格取得後の仕事獲得を意識しておく

資格取得が目的とならないように、取得後の仕事獲得の意識もしっかり持ちましょう。

資格取得をした後の目標や目的を明確にし、何のために資格取得を目指すかを描いておくことで、確実にあなたのキャリアアップに繋がります。

また資格取得が難しくなるにつれ、資格を取ることが目的になってしまうと、どうしても疲れやモチベーションが低くなることもあります。

資格取得がゴールではなく、資格を取得することで未来のあなたの働き方に良い影響を与えるイメージを持つと「難しいな辛いな」と感じる時も乗り越えることができるはずです。

ぜひ資格取得の先を意識し、取り組んでみてください。

副業の資格に関してよくある質問

最後に副業の資格について、よくある質問をまとめました。

副業を始めるにあたってその仕事には資格が必要なのか、どんな資格を選んで学べば良いのかなどの質問へ回答いたします。

副業に資格は本当に必要ですか?

副業を始めるにあたって、必ずしも資格が必要になるわけではありません。

専門職だとしても資格ではなく、実務経験などを基準に採用が決まることも少なくありません。

しかし自分の目指す職業で役に立つ資格を取得をしておくことで、給与の優遇や未経験の業種へチャレンジがしやすくなります。

資格は必ずしも必要ではありませんが、役立つ資格は事前に取得することを検討してみましょう。

どの資格を選べばいいかわかりません

どの資格を選べばよいかわからないという方は、まず将来就いてみたい仕事に関する資格があるかを調べましょう。

関連した資格があるようであれば、その取得が実際に目指している職業で役立つのか公式サイトなどでも確認しておくと安心です。

もしやりたい職業がなく、スキルアップしてとにかく副業を始めたいという方は、あなたができそうだな、楽しそうだなと思う職種や資格を選ぶことをおすすめします。

将来性があるからというだけで資格取得を行うと、その資格に関する仕事に興味が持てず、資格取得をしても全く役立たないものになることも考えられます。

どの資格を選べばよいかという方は、まずあなた自身がどんな仕事に就きたいか、どんなことに興味があるかを考えてから資格を探しましょう。

資格を取得すれば、すぐに稼げるようになりますか?

資格はあなたのスキルを証明する一つのツールです。

「資格をとった!さあ稼ごう!」という気持ちはわかりますが、資格取得をしてすぐに稼げるようになるというわけではありません。

資格を保有することで雇用主やお客様に対して、あなたのスキルには信用性がありますという証になるため、職を見つけやすかったり、採用されやすかったりというメリットは大いにあります。

「資格取得でお金を稼ぐ」ではなく、資格を取得したからこそよりお金を稼ぐ選択肢が増えたという意識で資格取得に挑んでいきたいです。

まとめ

本記事では、副業で活用できるおすすめの資格を紹介しました。

まとめると以下の4点になります。

  • 副業を始めるのに資格は必須ではない
  • 資格取得をすることで、収入アップ、仕事の幅が広がることやクライアントや企業へ信頼度のアピールに繋がる
  • 持っているだけで金になる資格はない。資格を取った後どう活用するかが重要
  • どの資格を選ぶかは、将来就きたい職業やキャリアプランにあったものを選ぶ

資格があることで必ずお金になるということはありません。

しかし資格取得をすることでスキルの可視化ができ、クライアントや企業へのスキルアピールや信頼度にも繋がることがわかりましたね。

資格取得後の自分の描く理想の仕事姿をイメージして、ぜひあなたに合った資格取得を目指していきましょう。

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